虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

迫られる方向転換

2021-01-25 05:33:47 | ビジネス
時事通信より。

東京五輪「特需」に沸き、建設ラッシュが続いた国内ホテルは、出口の見えない新型コロナウイルス流行で経営危機に陥っている。

開幕予定日が半年後に迫る中、感染状況に改善は見られず、業界からは「中止されれば持たない」と悲痛な声が上がる。
「期待はするが、まずは日常の回復を」と、半年先より今を案ずる声もあった。

東京・浅草の雷門旅館は、五輪開催に合わせて老朽化した建物を建て替え、2019年夏に新装開業した。
インバウンド需要を見込んだが、コロナ禍で状況は一変。取締役の男性によると、予約が入らず休業する日が続き、今年1月の売り上げは前年の9割減となる見通しだ。
男性は「五輪は盛り上がるしやってほしいとは思うが、ボーナスステージくらいに思っている」と淡々と語る。
「それよりも早く日常が戻ってほしい」。厳しい現状を案じた。

8月にマラソン競技が予定される札幌市。
札幌パークホテル(同市)は2月から競技期間中の宿泊予約を本格化させる予定だが、担当者は「売り出してもさほど動きはないでしょう」とぼやく。
「今後も人が動くと感染が広がり、自粛する流れを繰り返すのでは」と先行きを不安視した。

国立競技場が一望できる日本青年館ホテル(東京都新宿区)には、国内外の企業や団体から五輪期間中の予約が入っている。
三田村成之総支配人は「開催がなくなったらどうにもならない。業界が持たない」と話す。
感染拡大で開催に疑問の声があるとは理解するが、「五輪を頼りにする人もいると知ってほしい」と訴えた。

五輪開催は本来、外国人旅行者の宿泊需要が拡大する好機だが、見通しは暗い。
高崎経済大の井門隆夫教授(観光経営学)は「インバウンドが戻るまでホテル業界の回復は難しい」と指摘。
個人消費が回復しても、観光産業に経済効果が表れるには時間がかかるといい、「ホテルの売り上げ減少は23年ごろまで続く恐れがある」と分析した。<了>

まず五輪開催については、ほぼ無理だと思います。
もし開催できても、無観客とか参加しない国(選手団)も多数出そうだから、観光業界へのプラスはほぼ期待できないはず。
だから、早めに路線変更をするのが得策だと思っています。

またいつコロナ禍が終息するかによりますが、あと1~2年はこのまま推移し、平常の状態は2023年頃なんだろうなぁ。
今のままでは、営業継続ができなくなるホテルがたくさん出てくると思われます。

現状で考えれば、地元の方々を対象に場所貸し・時間貸しする(要はレンタルルームとして活用する)のも一手だと思っています。
飲食もできて、汗も流せる。
今なら多くのホテルでWi-Fiも接続でき、当たり前にテレビやビデオも見られる。
冷暖房も含めた機能も充実し、衛生管理も念入りに行っているはず。
ならば、個人客もしくは少人数の顧客を対象にしたもので、少しでも現金収入を得る方法を模索したらどうでしょうか?

当方の専門分野なら、運動個別指導やダイエットサポートなどはその領域内ですね。
ある程度のスペースがあれば、運動だってできますよ!道具なんか無くてもできますしね。
ダイエットならば、宿泊施設が有する食に関するノウハウを活用し(必要ならば栄養の観点を加味して)食事の面から、そして各種運動など生活習慣の改善のお手伝いもできると思います。

いろんな考え方ができると思いますけどねぇ。
あとは各自の宿泊施設が有するノウハウとチャレンジの気概でしょうね。
カネがないなら無いなりにやればいいのではないでしょうか?

どんな取り組みが出てくるか、ホントに楽しみです。
運動やダイエットに関することなら、微力ながらお手伝いしますよ!