虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

高性能4WD②-2

2016-02-16 09:25:35 | 乗り物
昨日の続き。

実際に走らせてみると、真冬の滑りやすい路面でも、微動だにしない安定感のある走りをしてくれます。
ドライバーがわざと滑ら(スライドさ)せようとしても、上記の車体制御で巧みにコントロールするため、オンザレールにクルマを進めていきます。

このクルマは2.0Lのガソリンエンジンですが、いかにも抵抗のなさそうなスムーズな回り方をします。
でも低速トルクも充分にあり、CVT(無段変速機)がエンジンの美味しいところを拾ってくれますので、どんな道でもストレスなく走らせられます。

そのため、エンジン負荷も少なく、燃費もかなり良かったです(下記データ参照)
ロングドライブとはいえ、カタログ数値(JC08モード)16.4㎞/Lを上回るとは…。
かなり効率のいいエンジンのようですし、車体制御も幾分寄与しているのではないでしょうか。

でも、あまりにも優等生で、運転していて面白みがないくらいに感じます。
しかし、真冬の劣悪な路面でも、安心してドライブできるのは有り難い部分です。

また車幅が1.8mあるとは思えないほど、取り回しもしやすく、市街地でも乗りやすい印象が強かったです。
私が所有していた初代とはいろんな部分の質感が異なってました。
その分、価格も高くなっていますけど。

<データ>
2日間の走行距離 552㎞(使用燃料32.5L、燃費17.0㎞/L)
内訳:初日 279㎞(燃費17.4㎞/L)、2日目 273㎞(燃費16.5㎞/L)


計4回にわたり、昨冬のロングドライブについて記しましたが、どちらのクルマも甲乙付け難い中身でした。
先進性では「アウトランダーPHEV」、安定感(無難さ)では「エクストレイル」ということになるだろうか。

個人的には「アウトランダーPHEV」の先進性に食指が動きそうな感じですね。
気がかりなのは、バッテリーの劣化(状況)と三菱自動車というメーカーのブランドの低さでしょうか。
何とも惜しい…。