木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

紅葉を求めて

2015-12-08 22:10:15 | その他
久しぶりに?仕事を休み、宇治界隈へ最後の紅葉を求めて行ってきました。

雲一つない快晴。家から駅に向かう途中の茶畑の見慣れた風景もきれいに見えました。


始まりは、源氏物語ミュージアム。中には入らず、庭だけを通り抜け。
今年の紅葉はもう一つと言うことでしたが、こうして太陽光線を透かしてみると実に美しい!


早蕨の道から宇治上神社へ。国宝の拝殿の軒は縋破風(すがるはふ)という珍しい構造になっています。
破風がすがるように付けられているところからこの名前がついたと社務所の人に教えてもらいました。


宇治上神社の参道の紅葉は今が見頃。


宇治上神社をでて、宇治神社へ。知恵の輪をくぐってたので少しは賢くなれるかな?


冬の陽が燦々と降り注ぐ宇治川の流れと朝霧橋。
橋の向こうに宇治平等院の屋根が見えるのですがこの写真ではわからないですね。


宇治川右岸を少し上ると、恵心院の案内を見つけて行ってみました。
平安時代に空海によって開かれたという寺ですが、いまは表門と本堂だけが残っています。
ここは花の寺として有名で、境内にはいろいろな花や木が植えられ四季を通じて楽しめるようです。
春が来たらまた訪れてみたいですね。

今日の一つの目的地は興聖寺。参道の琴坂の紅葉が有名です。

建物の中も拝観できることを知り、ゆっくり見学してきました。
山門からのぞく琴坂の紅葉。もう一つですが、


樹の下から見上げた紅葉は実に美しい。光の向きにより十分楽しめました。
冬とは思えない暖かい陽の光と紅葉を十分に楽しんで宇治から黄檗へ。


今日は黄檗山萬福寺の「ほていまつり」
境内には、手作り市の出店が並び、境内の有声軒では、ほてい祭り協賛の煎茶席が設けられています。


有声軒入り口の前の紅葉もきれいに色づいていました。
今日のお席は、「美風流」。お席では煎茶工芸会でお世話になっている稲澤さんとバッタリ。
美味しいお茶をいただいた後、まさに文人のお家元よりいろいろなお話しをお聴きしたのも楽しく大変勉強になりました。

手作り市では「珈琲処ぼん」さんのおいしいコーヒーをいただきいてきました。


かえる頃には、萬福寺山門が夕日に照らされていました。
ごく近場ですが、ゆっくり楽しめた一日でした。

コメント
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