木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

欅拭漆テーブル完成

2015-12-22 21:57:03 | 木工


制作中のテーブル。天板の表の拭漆が完成しました。


こちらは、すでに仕上がっている脚部


天板を作業台に運び、早速組立にかかりました。
天板のマスキングテープを外し。


蟻桟を嵌め、一気に組み立てました。もちろんこの間、写真を撮っている暇はありません


無事完成。ホッと一息です。
Iさん、お待たせ致しました。ご都合の良い日に納品させていただきます。

ところで、今日荷物が届きました。開けてみると・・・

なんと、千代鶴貞秀さんから。
二代目千代鶴貞秀・直秀師弟作の剣先。銘は「槌の響」。
「日本工芸会正会員認定のお祝いに」と手紙が添えられていました。
刃の裏の部分が握る部分より一段高くなっていて、実に見事な作りです。


こちらは表。

この素晴らしい道具に負けないよう、一層精進していきたいと思います。
千代鶴貞秀さん、直秀さん本当にありがとうございました。

コメント
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