固定式の棚板と、その棚板から下の仕切り板は溝をトリマーで掘り、
胴付きを付けた追入れ接ぎにします。
棚板と仕切りの収まりを確認するため一度仮組みをしてみました。
うまく収まりました。ほぞは抜くのに往生するので完全には入れていません。
この時、天板、側板、地板の背の木端に目違いがないことも確認します。
次は背板の接ぎ合わせ。厚み7mmの板に、2mmの雇い核をいれて接ぎ合わせます。
糊が乾いたら仕上がり寸法に切り、ルーターでスリットを入れました。下駄箱内の換気を良くするためです。
背板の仕上げ削り。鉋は2寸の「乱菊」。良く切れます。
この作業の間、他の部材は台車の上に一時避難。
この台車(リフトテーブル)、狭い工房内ではなくてはならない存在です。
一日の作業が終わると、厚めの古いタオルケットを掛けて、養生しておきます。
もちろん、道具もすべて片付け、掃除も毎日しています。
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