木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

西田静人 うるしの器展

2011-03-24 22:21:22 | 
今日は朝から、延び延びになっていた胃カメラの検診に行って来ました。
結果はもちろん「異常なし」

午後からは、その足で、急遽奈良の叙友舎で開かれている、うるし仲間の西田さんの「うるしの器展」に行くことにしました。
そんなわけで今回の写真は携帯カメラで撮影したものです。


会場の「叙友舎」は、いわゆる奈良町の細い通りから更に入ったところ。


その二階のギャラリーで開かれていました。


会場には、西田さんが6年間にわたって作られた漆の器がたくさん展示されていました。


これらの作品は、すべて日本産の漆のみを使い、ご自分が納得するまで時間をかけて仕上げられています。
漆の持つ本来の美しさも印象的でした。


また、今回西田さんは、婆佐羅さんで求めた古い漆器を修理されたものも、大変安い値段で展示即売されていました。
比較的手をかけずに修理できそうなものを求め、生漆で摺りを数回重ねた程度、とのことでしたが、朱塗りの椀などは塗り立てのような美しさでした。
古い時代の良い漆器を求め、それを修理し再度使ってもらうのも、漆の良さを知ってもらい、良いものを長く使っていくという意味でも大切なことだと再認識しました。



西田さんの漆展は、3月27日まで開かれています。



ところで、個展の会場の「叙友舎」は、奈良唯一の中国茶専門のカフェでもあります。
帰りに本場の中国茶を味わってきました。
妻は、名前は忘れましたが菊の花の入ったプーアール茶、私は黄茶を注文。
それぞれ香りが高く、とてもおいしくいただきました。
独特の入れ方も興味深かったです。



JR奈良駅までの帰り道、会場の近くの元興寺に寄ってみました、が時間が遅かったので閉門したところ。
外から極楽堂だけ見てきました。
時間があれば、奈良町をゆっくり散策したかったのですが、それは次の機会に。

良く歩いた一日でした。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 再開 | トップ | 合漉椀 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

」カテゴリの最新記事