Chun日記~両足脛骨欠損症の娘をもった父親の育児&子育て奮闘日記

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膝継手使用報告(オズール-totalknee-TK2000

2015-08-03 00:10:47 | 義肢装具や関連のお話
膝継手使用報告(オズール-totalknee-TK2000)


オズール-トータルニーTK2000

小児用で使用していた、トータルニージュニアタイプの大人用。
ただし、機構は違う。
このタイプは油圧制御、1900に空圧制御がある。

義肢装具士さんによると、2000の方が色々と細かい調整がしやすいとのこと。
油圧制御としては、よく油漏れをしたイメージのある膝らしい。同社代理店営業によると「そんなことはない」との意見。
でも、お世話になっている義肢装具士さんから揃って同じ懸念が示されると、使用をためらう。

重ねて。
今のところは、大阪本社にしか在庫はなく。
代理店の方針としては、日本全国に対して壊れた場合に即日対応する気がないことが心配。
小児用からの継続で使うのだし、壊れたら次の日中には急ぎレンタルでもなんでも治して学校に行かなければいけない場合もあるだろうに。

せっかく、小児用の膝としてはダントツにいい膝継手のシリーズ。海外でも両足例の患者さんが使用している実績が多いシリーズ。
本当は使いたいけど。
子供達が使うことを、メーカーや代理店が考えていないことが大マイナス。

今回は、この膝継手はあまり問題なく履けることを前提に、他の膝に帰る選択肢はないのかを検証する形になりました。
つまりはそう思わせるほど、義足の子供達にとって、サービスが残念なのです。

代理店営業は言う。
2年保証なので、その間に点検をしていただけます。

小児で点検をするなら、義足を作り変えるついでがいい。そうなるとほとんどの場合は皆夏休みに作り変えるんじゃないかな。
つまりは点検制度が波及すれば、夏休みにレンタル膝継手が相当数必要になるということ。

代理店営業は言う。
早く予約いただいた方から、在庫のレンタル品を押さえて、スケジュールを組んで点検をしていきます。早めにご予約を。

義肢装具士さんによると、少し前までは、部品についても保証期間が過ぎていても、状況に応じた対応ができていたのが、この5年くらいでおかしくなった印象らしい。
保証期間外の対応をしなくなった。
なのに、点検をすることが当たり前になっていない。かつ、もし使用している全員が当たり前に点検をしだしたら、対応できる体制にもなっていないし、破綻する仕組みにも見える。

こうしたこと。
代理店はどう考えるんだろう。







コメント (2)
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