Chun日記~両足脛骨欠損症の娘をもった父親の育児&子育て奮闘日記

「Chunの部屋」もよろしく。メアドもそちらにありますよ。http://aka.gmobb.jp/chuns_room/

ワイルドセブンを観て

2015-08-15 01:40:59 | お気に入りの「その他」
ワイルドセブンを観て。

これも自宅でだけれども鑑賞してみた。
「ワイルドセブン」邦画である。
犯罪者を束ねて、超法規的な制裁集団を作り出す。昔々からアニメや特撮などではよくある設定。それを今風に現実感を伴って実写化した感じ。なんか面白い。

ただのヒーローものになりがちなストーリーを、深田恭子の役どころがかろうじて繋ぎ止めている感じ。
娘が新聞記者である七人のうちの一人以外についての設定や過去経過が弱いように感じてしまった。

法で裁けぬ悪を裁く。
男の子なら誰しもが一度は思う、ヒーロー。
「誰かを守ることができなかった。」主人公達が少しでも守りたいとあがく。

個人情報を特定の権限者が集約して握る時。いったい何が問題なのか。なにがどこまで出来てしまうのか。
それの使い方次第で毒にも薬にもなるパンドラの箱。
防犯カメラを使用して、使い方を限定してはいるものの作中と類似したことはすでに可能だと聞く。
実際にはこうした情報はどうやって管理されているんだろう。管理している人達のモラルはどうやって保たれているのだろうか。
ふと、考えてしまった。

こんな組織がなければ、打開できないと思わせるほどの現実世界のやりきれなさ。
閉塞感がこうした映画を作らせるのだろうか。

テロリストが制御不能で暴走するか、あえて内部統制的にこうした組織を作り出して抑止力とするか。流れに任せるか。
なかなか現実には、難しく。
たぶん始め、こうして作られた組織でも、時間が経つにつれて変化していき、立場が逆転したりするんだろうな。

難しいなぁ。




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする