戦後のGHQ統治では戦前の日本人の精神構造までも変換させる、憲法改革や民主教育が断行されてきたわけだが、疲弊しきった国土人身は絶えずアメリカを目上に掲げて、戦後の日本をかたち造ってきた。当時の自民党や民主党にはそれなりの人がいて平和憲法の名の下に経済復興に尽くしてきたのは賢明な策だとおもっている。その頃の私は小学校に入ったばかりで、給食には菓子パンとミルクまたはトマトスープが提供された。粉ミルクは大きなドラム缶ほどの器に入っていたが、心地よい香りと言うよりはややかび臭い感じがしたのを覚えている。これも日本側から米国側に求めた食料の一環であったろうが、何もない敗戦国民の子供としては、うれしい給食の時間であった。戦後初代総理の吉田茂首相はワンマン総裁と言われて政治を牽引したけれど、GHQの狙いは二度とアメリカに刃向かいしないように、属国化させることであったろうから、何についてもお伺いの上で、独立国家の面目を塗布していたと今では認識している。この流れは随分と長い間、今に至るまで津々浦々に染みこんで一色をなしている。真の独立が難しい事情があるとしても、政治が停滞している要因は、こんなところに足かせをはめられて前に進めないからではないか。ここに来て歴史の転換期が訪れ、大国主義が露骨に示されてきたけれど、中小弱国の隷属化が進むかと言えば、そうとも言えない。大国が自ら疲弊する兆候もあり、G7やG20の中から新しい主張が出て、リーダーとなる一団も出て来る可能性はある。
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