conparu blog

ささやかな身の回りの日常を書き綴ります。
[ブックマーク『conparuの白い航跡』もよろしく]

怨念の力作用

2011-07-06 20:42:00 | 日記
一つのことにこつこつと取り組み、そしてやがては生涯の精神的骨肉となり昇華する。
芸術家であろうと哲学者であろうと町工場の職人だろうと、恩恵を浴する筋立ては同じだろう。懸命に生きる内的燃焼力が強いほど、結実も大きなものとなる。
しかしながら、なかなか思うようにいかないのが人の世というもの。
艱難辛苦の荒行筵に座らせられて、いつの間にか足も萎えて立たなくなる。

多くの人は自らの力で立とうとして、ガクンと膝が折れる。力の過信である。
周囲の支えがあってこそ立っていられることに気づかない。
見えない障害に躓く人もある。見えない世界にも力関係があって、行跡に左右することだってある。怨念の力作用とでもいおうか。

政界が萎れているのは何故だろう。
仮に怨念の力作用であるならば、とことん落ちるまで落ちてひっくり返る反動機を待たなければならない。そうとうに擦り減ったバッジをつけて。
コメント