あの日が蘇ってくる。一年目の今日、『東日本大震災犠牲者』の慰霊が各地で行われた。
我が家でも午後2時46分、サイレンを合図に1分間の黙とうをささげました。
瞼の奥には、街を呑み込みつつ瞬時のうちに多くの命を奪っていった、大津波の映像が焼き付いている。
そして、福島原発が追い打ちをかけて、悲しみを深くしました。
一年後の今、やはり思うことは復興の足取りが遅いと云うこと。被災者にとって、生活の設計ができないまま
仮の居所にとどめ置かれているのは、先の希望が断たれているも同然なのだから。
国立劇場で催された慰霊祭では、天皇陛下のお言葉が心に響いた。真心だろう。