春眠暁を覚えず~
とかくよく眠れるのはありがたい。
ただ、真夜中の3時ごろになると、布団の暑さで目が覚めてしまうのだ。
未だに厚手の羽毛布団を掛けているのだから当然と言えば当然か。
就寝時はちょうどよいので、と云うか薄めの寝具だとうすら寒く寝つけない訳で
加減の難しい時期でもある。
でも春は春、野辺の草花も群れい出て
オオイヌノフグリ、仏の座の小花が沿道の畑地を埋めている。
小雨の降った今日の夕には
25羽のムクドリが電線上で体を膨らませて休んでいた。
こんな風景を見ていると、桜前線もすぐそこだよ、と云う気がする。
これ程の群れを見たのは初めてだった。
嘴と脚が黄色でムックリしている。
尻尾が短めで全体のバランスが今いち。
野暮ったい風体だが愛嬌も無くはない・・・
でもなぁ、てんでんばらばらの自己主張をしているようで、
ムックの印象は鳩のような親密感を抱かせないのだよ。