conparu blog

ささやかな身の回りの日常を書き綴ります。
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五月晴れ

2015-05-03 12:47:15 | 日記

温暖化で季節感が怪しい・・・と言われている。
確かにここ二日間ばかりでも、それ以前の気温との違いが肌で感じるようになった。
就寝時の爽やかな寝入りは、肌掛けと薄手の毛布によってかろうじて得られている。

五月、、、さつきという若葉色の力漲る季節が到来した。田畑や林を抜ける青風も清々しい。五月晴れの若葉が脈打つような、力に溢れた戸外を眺めつつ柏餅を食べた。
老いも若きも風に馴染んで空を見上げるのも悪くない。

ふと、福島の空がよぎる。
途端に元気のない風が脳裏をかすめた。
林を抜ける風にも色の違いが見える。

ニフティのニュースでは、福イチ2,3号機の核燃料がメルトアウトしたのでは?という国外研究者の言を引用していたが、「チャイナシンドローム」という呼称も同時に載せていた。
メルトアウトに関しては諸説があって、そう簡単に「チャイナシンドローム」にはならないという反論もあり、ど素人の私としては「チャイナシンドローム」が如何なものか、そちらの方に注意が喚起されてしまった。

つまり、「チャイナシンドローム」とは米映画の主題からきているそうで、スリーマイル島の原発事故も重なりあって、一躍メルトダウンやメルトアウト(チャイナシンドローム)が現実的な危惧として捉えられた映画だとwikipediaはいう。
あくまでも映画のストーリーであって現実ではないのだが、、、米国の原発事故がメルトアウトして地下深く溶融塊(デブリ)が沈殿していき、地球の反対側の中国に被害を及ぼした。と云うもの。

な~んだ「チャイナシンドローム」が独り歩きして、科学用語にまで格上げされちまったってことか。「チャイナシンドローム」が見かけに反して、水膨れの恐怖を米国民に与えたというところが現実的ではないか。

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