conparu blog

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輪をかけてカオス

2025-01-04 22:41:38 | 随想
大国と言えども我が身可愛い票田稼ぎの政策というのがあるらしい。当然大金を寄付してくるロビーストともなれば、その人たちの代弁を買って出る方向性も大いにある。そんな思いを抱かせたUSスチール買収劇の頓挫が、バイデン大統領の拒否発言で表面化した。経営陣同士の見解一致で、USスチールの再生には最善であると評価されたにも拘わらず、労働組合の反対に乗じたバイデンの拒否権は民間の商習慣を無視した暴挙で、穿った見方をするなら相手がジャパンだからということか?
 所詮対等には見ていない二国間関係が露わになったのではないか。いくら『思いやり予算』とかで尽くしても、押せば屈服する弱者のサインを印象づけていたとすれば、今後の動静にも影響するだろうに。イスラエルのガザへの強攻策を支援している国の、ジェノサイド条約も無視した肩入れは、国際情勢をとことん混乱させる要因となっている。プーチンも然りだけれど。
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