日本の国はここがおかしい

将来の希望を失いつつある日本。国民が安心して生活できる国になるにはどうすればいいか

東京オリンピック招致に不正があったなら辞退すべし

2016-05-13 12:42:12 | 社会
2020年東京五輪を巡る、招致委員側による“巨額
「裏金」疑惑”を英紙「ガーディアン」が報じた。記事に
よれば、招致委員会は、国際陸上競技連盟(IAAF)
のラミネ・ディアク元会長の息子、パパマッサタ・ディ
アク氏が関係するシンガポールの会社の口座に、
総額130万ユーロ(約1億6千万円)を支払っていた
疑い。

これが事実なら東京オリンピックを辞退すべきである。

すでに多額の金が投資されていようが関係ない。

そもそも、東北大震災からの復興も十分に進んでい
ないのに、オリンピックの為に東京圏にこれ以上投資
を集中させること自体が間違いであった。

さらに、熊本震災が発生した現在、資金の使い道はオ
リンピックより他にある。

不正が発覚したのはオリンピックを注視する良い機会
である。

今からでもオリンピックに費やす金を東北や熊本の復興
により集中して使用することが、より日本全体の利益に
繋がる。

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財政破たんを考える その1

2016-05-13 10:10:18 | 増税
財務省は日本の財政は危機的状況にあるとして、
消費税増税や国民負担の増加、緊縮財政を推奨
し続けてきた。

このままでは財政が破たんするので、収入を増やし
支出を減らすべし、という主張である。

そこで、疑問に思ったのが、どうなれば日本の財政は
破綻したと言えるのだろうか、ということである。

現在国の借金は約1000兆円と言われており、GDP
の200%に達している。これは危機的状況にあると言
われているが、それでは何%になれば破綻したと言え
るのか、と考えると明確な基準は無い。

概ね言われているのは、100%以内でないと健全と
は言えないということである。
また、日本には資産もあるので、負債から資産を引い
た額を借金と考えるべきだという主張もある。

640兆円ほどの資産があるので、それを控除した純
負債は400兆円程度であり、GDPの100%以内に
収まり問題ではない、という主張である。

しかし、資産の中には処分が困難なものも多く、全て
を控除することには賛成できない。現金と有価証券
の130兆円ほどは控除できるが、それでも870兆円
ほどの純負債が残ることになる。

世界の先進国の多くが借金をGDPの範囲内に抑え
ていることから判断すれば、日本の財政は健全とは
いえないと判断して間違いない。

しかし、GDPの何倍借金があるから、という理由で財
政は破綻していると判断することはできない。破綻し
ているか否かには別の視点が必要である。

つづく

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