日本の国はここがおかしい

将来の希望を失いつつある日本。国民が安心して生活できる国になるにはどうすればいいか

盤石の体制を築きながら円高を阻止できないとすれば、その原因は安倍総理の無能としか説明しようがない。

2016-08-03 10:27:07 | 自民党
安倍総理は今日内閣改造を実施する。参議院選挙
での勝利で安倍総理を支える体制は盤石なものと
なっている。

国会においても自民党内においても安倍総理の基盤
は強固であり、安倍総理の政策実行を妨げるものは
何もない。

しかし、その一方でアベノミクスを掲げ注力していた
デフレ脱却が難しくなっている。

アベノミクス成功の前提となる円安基調が崩れてきた。

アベノミクスは大幅な金融緩和で円安を実現、企業業
績を改善し、業績改善を背景に賃上をもたらし個人消
費を拡大することで経済成長とデフレ脱却を狙うもの
であった。

しかし、この段階で100円を割るような円高になると、
アベノミクスの効果が失われるだけでなく、再びデフレ
に陥ってしまいかねない。

国内で盤石の体制を敷いた安倍総理としては、政策を
失敗させない為にありとあらゆる手をうつべきである。

円高回避の為に安倍総理はアメリカとの交渉や超長
期国債の発行等々打てる手を全て打つべきであり、
それができる権力基盤がある。

しかし、常識や過去の前例、外交的配慮に囚われ何
の奇手も打たず、結果的に円高で経済失速を招き、
デフレ脱却に失敗するとすれば、その原因は安倍総理
の無能さにあると断言せざるをえない。

権力基盤がどんなに盤石でも、無能な指導者では何も
実現できないのである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする