日本の国はここがおかしい

将来の希望を失いつつある日本。国民が安心して生活できる国になるにはどうすればいいか

安倍改造内閣の目玉は稲田や丸川ではなく世耕

2016-08-08 10:38:00 | 自民党
第3次安倍第改造内閣が発足した。マスコミでは稲
田防衛大臣や丸川オリンピック担当大臣が内閣改造
の目玉として注目を集めている。

しかし、委棚田防衛大臣は所詮将来に備え勉強させる
為のものであり、彼女の大臣就任により防衛政策が大
きく変わることはなく、丸川氏はオリンピック担当大臣で
あり、政策面での影響力はない。

今回の改造内閣で最も注目すべきは世耕経済産業大
臣である。世耕氏については一部に安倍首相の腰巾着
として過小評価するむきがあるが、これは間違いである。

世耕氏は安倍氏にすりよって地位を得たというよりは、
ろ安倍氏を総理の地位に導いた立役者の一人である。

政策面においても安倍氏の意図をオウム返しに表明し
ているというよりは、安倍氏の政策策定過程でその政策
に大きな影響力を行使してきた人物でもある。

また、経済産業大臣という地位は彼には適材適所でも
ある。

彼が理事長を務めていた近畿大学大学は多くのベンチ
ャー企業を設立しており、近代マグロやうなぎ味のナマズ
等で注目を集めており、従来の輸出企業や土木建設、重
厚長大企業中心であった経済産業省の政策変更に
大いに期待できる。

また、官房副長官として対露経済協力交渉の取りま
とめを担ってきており、大臣就任後は対露経済協力
交渉の表舞台に立つことになり、北方領土問題の進
展面でも影響力が期待できる。

安倍総理の分身としてまた参謀として活動し続けて
いた世耕氏が経済産業大臣として最も重要かつ緊急
の課題である日本経済の成長戦略を直接担う立場に
なることは、やはり安倍政権の目玉として評価すべきで
あろう。
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