今日は、 グリフィンリゾートアイランド・ホテルの周辺を見に行こう。
というのもヴァーチャルアイランドのロケーションを、地中海カプリ島の南に設定したから、当然歴史は古代から続き、大航海時代には人々の往来が活発だっただろう。もちろん海賊だってやってきた。だから島の中には、昔の要塞あるいは砲台跡といった史跡が存在するだろう。この島のロケーションを踏まえながら、そんなストーリーを建てた。
さてオブジェクトで要塞跡をつくろう。といってもこれは実に簡単であり、グリフィンリゾートアイランド・ホテルのオブジェクト、特に上物を中心に削除したにすぎない。あとはVue4で苔むしたテクスチャーとすればよかろう。オブジェクトやアングルが変わると、それまでとは全く異なった風景が現れる。
スケール感を踏まえながら制作してゆくと、フィギャーと背景の山との関係性は、現実の風景のように見せてくれる。遠くに行くに従って少し霞んでくる様子、それは気候条件の設定だけで簡単にできる。この辺りがVue4の優れたところである。
ところで背景の山には、まだ名前がなかった。そこでロケーション地の言語であるイタリア語の辞書をひもときながら、マウント・ゴッバ(GOBBA)とした。「こぶ」という意味である。ヴァーチャルアイランドのいくつかのポイントには、主な地形の特徴から地名をつけている。ネーミングは、この課題の大変重要な要素である。未開の島に最初に住み着いた人々達が、最初に見た風景であるこの山をどんな風に呼んだのだろう。そんな想像力が、この課題では必要とされるのである。
制作:2006年
というのもヴァーチャルアイランドのロケーションを、地中海カプリ島の南に設定したから、当然歴史は古代から続き、大航海時代には人々の往来が活発だっただろう。もちろん海賊だってやってきた。だから島の中には、昔の要塞あるいは砲台跡といった史跡が存在するだろう。この島のロケーションを踏まえながら、そんなストーリーを建てた。
さてオブジェクトで要塞跡をつくろう。といってもこれは実に簡単であり、グリフィンリゾートアイランド・ホテルのオブジェクト、特に上物を中心に削除したにすぎない。あとはVue4で苔むしたテクスチャーとすればよかろう。オブジェクトやアングルが変わると、それまでとは全く異なった風景が現れる。
スケール感を踏まえながら制作してゆくと、フィギャーと背景の山との関係性は、現実の風景のように見せてくれる。遠くに行くに従って少し霞んでくる様子、それは気候条件の設定だけで簡単にできる。この辺りがVue4の優れたところである。
ところで背景の山には、まだ名前がなかった。そこでロケーション地の言語であるイタリア語の辞書をひもときながら、マウント・ゴッバ(GOBBA)とした。「こぶ」という意味である。ヴァーチャルアイランドのいくつかのポイントには、主な地形の特徴から地名をつけている。ネーミングは、この課題の大変重要な要素である。未開の島に最初に住み着いた人々達が、最初に見た風景であるこの山をどんな風に呼んだのだろう。そんな想像力が、この課題では必要とされるのである。
制作:2006年