上高地淸水屋ホテルのレストランの夕食はフランス料理である。一寸出かけてみましたといった類の、気さくで少しお行儀の良い高原の空気がただよう。そこで必ず出される昔からの定番メニューに、岩魚の唐揚げがある。頭から食べられ、私には、ああっ山に来たな!、と感じさせてくれる素朴で大変美味しい一品である。だからここのコースはメイン料理を肉で選択する方が正解である。そうしないと岩魚に引き続きメインも魚となりタブってしまうからだ。
例年であれば、涸沢まで登って涸沢ヒュッテで一泊し、北アルプスの絶景を堪能し(汗まみれの着たきり雀状態です)、帰りに、淸水屋ホテルで草鞋を脱ぎ(登山靴ですが)、温泉につかって登山のあかおとしと疲れを癒して、フランス料理を食べながらワインで山仲間と歓談するというのは、なかなか良い時間配分なのだし、精神的にも心地よい。
私のような軟弱な登山者にとっては、難儀な登山も、最後に淸水屋でリラックスできるという期待感があるので、登山路で風雨にさらされたり、山小屋が畳1枚に4人寝かされる位に混んでいても、なんとか苦境(笑)を乗り越えられるのである。それに涸沢と上高地は、高低差があるので紅葉の時期が10日位ずれているのもありがたい。涸沢で紅葉の時は、上高地ではまだ紅葉前だから、人出も少ないのである。
最近JRの夜行列車がなくなったので、特に関西方面からでかけてゆく場合には、こうした心地よい行程の時間配分ができなくなったのが残念である。
清水屋ホテル,2011年5月21日
OLYMPUS E-P2,LUMIX G 20mm,f1.7
ISO200,20mm,露出補正-1/3,f1.7,1/60,iFinish
例年であれば、涸沢まで登って涸沢ヒュッテで一泊し、北アルプスの絶景を堪能し(汗まみれの着たきり雀状態です)、帰りに、淸水屋ホテルで草鞋を脱ぎ(登山靴ですが)、温泉につかって登山のあかおとしと疲れを癒して、フランス料理を食べながらワインで山仲間と歓談するというのは、なかなか良い時間配分なのだし、精神的にも心地よい。
私のような軟弱な登山者にとっては、難儀な登山も、最後に淸水屋でリラックスできるという期待感があるので、登山路で風雨にさらされたり、山小屋が畳1枚に4人寝かされる位に混んでいても、なんとか苦境(笑)を乗り越えられるのである。それに涸沢と上高地は、高低差があるので紅葉の時期が10日位ずれているのもありがたい。涸沢で紅葉の時は、上高地ではまだ紅葉前だから、人出も少ないのである。
最近JRの夜行列車がなくなったので、特に関西方面からでかけてゆく場合には、こうした心地よい行程の時間配分ができなくなったのが残念である。
清水屋ホテル,2011年5月21日
OLYMPUS E-P2,LUMIX G 20mm,f1.7
ISO200,20mm,露出補正-1/3,f1.7,1/60,iFinish