さて、いつもホテル泊まりをすると、夕食後の時間をもてあましてしまう。 これが都会ならば、夜遅くまで飲酒して、眠くなった頃部屋に戻って爆睡するというスタイルがあるが、ここのレストランは、二回目のビジターの夕食があるから、いずれは追い出されてしまう。それに国立公園内だから近所には、二次会をするような居酒屋はない。
出かける前に、信州の高原の夜、スケッチブックにペンを走らせるとか、静かに本を読むなどがいいいなと思うことがあるが、それは出かける前の話である。実際に高原にくれば、そんなモチーフや意欲もないのが私の現実だ。
信州ほど、出かける前のイメージと、実際に出かけたときの行動が全く異なるというイメージと現実の落差が、大きいところはないと思われる。やはり昭和初期の小説家堀辰雄の世界が、いまだに尾を引いて高原イメージを形成しているのかもしれない。
信州人と言えば、頑固で自らのライフスタイルを駄作ても崩さない癖のある人種だし、冬は大変寒いという日本の田舎であるのが現実だ。
だから、信州は観光面で、高原イメージなどで随分得をしているのかもしれない。今回は涸沢までの登山がないので、退屈な夜をすごしていると余計そう思うのだろう。
清水屋ホテル,2011年5月21日
OLYMPUS E-P2,LUMIX G 20mm,f1.7
ISO1000,20mm,露出補正-1/3,f1.7,1/60,iFinish
出かける前に、信州の高原の夜、スケッチブックにペンを走らせるとか、静かに本を読むなどがいいいなと思うことがあるが、それは出かける前の話である。実際に高原にくれば、そんなモチーフや意欲もないのが私の現実だ。
信州ほど、出かける前のイメージと、実際に出かけたときの行動が全く異なるというイメージと現実の落差が、大きいところはないと思われる。やはり昭和初期の小説家堀辰雄の世界が、いまだに尾を引いて高原イメージを形成しているのかもしれない。
信州人と言えば、頑固で自らのライフスタイルを駄作ても崩さない癖のある人種だし、冬は大変寒いという日本の田舎であるのが現実だ。
だから、信州は観光面で、高原イメージなどで随分得をしているのかもしれない。今回は涸沢までの登山がないので、退屈な夜をすごしていると余計そう思うのだろう。
清水屋ホテル,2011年5月21日
OLYMPUS E-P2,LUMIX G 20mm,f1.7
ISO1000,20mm,露出補正-1/3,f1.7,1/60,iFinish