大学は、正月明けから2月の上旬まで24時間施設がオープンになる。卒業制作や論文の締め切り日だから、この一ヶ月は、土曜も日曜もなく24時間建物が使え、暖房も入るので、学生達は泊まり込みで制作などに励むことになる。
こう書けば、聞こえがよいのだが、学生達はしっかり食材を持ち込み、冷蔵庫もあるので、みんなで自炊をしながらの生活である。もちろん夕方になると食事にやってきて夜中に制作し、朝帰るという強者もいたりする。つまり、ここには、制作をしながら密なコミュニケーションを楽しむ有意義な時間がある。美大や芸術工学系大学でよくみられる冬の生態であろう。
ところで、今日の京都は大変寒かった。私は、朝はフランスパンのサンドイッチに珈琲であり、昼はダイエットで緑茶に大変軽めに食べただけなのだが、一日中寒さが身体から抜けなかった。どうしてだろうと探っていたら、珈琲と緑茶は体温を下げ利尿作用があり、明らかに栄養が足りない、ということがわかった。
そこで、夜にすき鍋を食し日本酒を飲んだら、不思議と寒いという感覚が身体からなくなっていた。そうか、米だ。米が京都の冬の寒さに打ち勝つ食べ物だ。だから、朝はご飯とみそ汁という古来からの食事が、底冷えがする京都では、大変重要なのだということに気づかされた。
名古屋の大学の学生達が24時間オープンの実習室で夜な夜な自炊をするというのも、実は寒さに打ち勝つために必要な方法なのである。確かに炊飯器はおいてあるよな。それは冬の必需品なのである。毎年名古屋の冬の寒さをすごしてきた彼らの生活の知恵といってよいのである。
京都-米原,2012年1月5日
OLYMPUS PEN E-P3,LEICA DG MACRO ELEMARIT45mm,f2.8.
ISO200,露出補正+1,f5.6,1/400,i-Finish
こう書けば、聞こえがよいのだが、学生達はしっかり食材を持ち込み、冷蔵庫もあるので、みんなで自炊をしながらの生活である。もちろん夕方になると食事にやってきて夜中に制作し、朝帰るという強者もいたりする。つまり、ここには、制作をしながら密なコミュニケーションを楽しむ有意義な時間がある。美大や芸術工学系大学でよくみられる冬の生態であろう。
ところで、今日の京都は大変寒かった。私は、朝はフランスパンのサンドイッチに珈琲であり、昼はダイエットで緑茶に大変軽めに食べただけなのだが、一日中寒さが身体から抜けなかった。どうしてだろうと探っていたら、珈琲と緑茶は体温を下げ利尿作用があり、明らかに栄養が足りない、ということがわかった。
そこで、夜にすき鍋を食し日本酒を飲んだら、不思議と寒いという感覚が身体からなくなっていた。そうか、米だ。米が京都の冬の寒さに打ち勝つ食べ物だ。だから、朝はご飯とみそ汁という古来からの食事が、底冷えがする京都では、大変重要なのだということに気づかされた。
名古屋の大学の学生達が24時間オープンの実習室で夜な夜な自炊をするというのも、実は寒さに打ち勝つために必要な方法なのである。確かに炊飯器はおいてあるよな。それは冬の必需品なのである。毎年名古屋の冬の寒さをすごしてきた彼らの生活の知恵といってよいのである。
京都-米原,2012年1月5日
OLYMPUS PEN E-P3,LEICA DG MACRO ELEMARIT45mm,f2.8.
ISO200,露出補正+1,f5.6,1/400,i-Finish