Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

PEN LIFE838. 休む暇もない

2014年01月19日 | Kyoto city
 全国50万人以上の受験生が参加し、600以上の大学などで行われた大学入試センター試験の監督がやっと終わった。試験時間が30秒違っただけで、クレイマー達から苦情が殺到し、大学がちょんぼをすれば、マスコミがこぞって興味本位で書き立てるので、大学としては大変神経を使う試験である。そのたびごとに試験監督要領は厚くなり、試験の進め方も複雑化してゆく。
 とにかく50万人以上いれば、健康な受験生ばかりではない。気分が悪くなった!、松葉杖でしか歩けない!、病気持ちだ!、吐いたと・・・おおっやだ!、あげくにノロウィルスか!、いやインフルエンザだ!、耳に障害!、身体に障害!、なんというのはまだよくて、親からは個室で受験させたいという類のわがままクレイマー達!、携帯使ってカンニングしたろか!、なんかちょんぼがあったら2チャンネルに書き込んで炎上させたらおもろいだろうと悪事を働くものとか!、とにかく50万人以上もいれば、悪事を考える輩がいるのも現実なのだ。
 そういう受験生を相手に、同じ条件を徹底的に維持して全国一斉に行うというのが、この試験の特色なのだ。雪が降ろうが、地震がおきようが、とにかく統一基準で進めろというわけだ。だから大学は、ものすごい緊張感を持ってのぞみ、無事おわったときは万歳をしたくなる。うちの大学も無事終わった。
 さて研究機関でもある大学が、何故そこまで教育的配慮をするのかが私には大いに疑問であり、大学独自でも入学試験をしており、センター試験結果は志望大学選定資料という高校側の目的からすれば、それは多分に高校側の事柄である。私は、センター試験が 社会的負荷が少ない受験者が所属する高校で行うべきだという論者である。
 とはいいつつも私は、金曜日から名古屋に泊まり込んでいた。それは正解であり、今朝早朝の時点で新幹線も雪で30分位は遅れたと思う。まさに危機一髪であったな。
 さてどっと疲れたので近所のマッサージにかかりたいところだが、昨年ビルの建て替えでマッサージ診療所は廃院となってしまった。さらに明日は授業3コマ、学部生の論文の査読、それにゼミと終日多忙だ。休む暇もない。

京都市
OLYMPUS PEN E-P5, M.ZUIKO DG35mmF1.8
ISO200,露出補正-0.3,f8,1/400
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