このシリーズのプログアップ回数も1400回。今日あたり大学へOM-D E-M1Mark2のボディが届いているはずだ。オリンパスは一番頻繁に長く使い続けている機材だ。小さく軽量で高性能且つ多用途というのが、そうした理由なのだが。初期のPENからみれば、随分画質もよくなってきた。
ふと思うのだけど、日本のプロダクトというのは、家電製品などがその典型例なのだが次第に多機能化して肥大化してくる傾向がある。オリンパスもその例に漏れず多機能化してきたが、ミラーレスに小さな撮影素子という基本構造が小さくなっているので、これに救われた感じだ。
MacからiPhoneという流れをみてもそうなのだが、基本構造を小さくし従来からの機能を省いてゆくことで、次第に高性能で新しい境地を切り開いてきた。
だからWin系ノートなどをみていると新しい無線LAN機能が外付けで、古いドライブは内蔵というデザインをみていると、あれって古くさいよなぁーと思う。映像関係を除けばもうすでにDVDなど使わない時代だ。私などはもう10年ぐらい前からDVDなど買ったこともない。すべてハードディスクだ。
大体仕事毎にディスクを分けるストック方法が仕事の上で支障になる。いろんな情報を一度に使うのだからDVDだと何枚も出しては入れを繰り返し情報を逐次集める操作が必要だ。だからUSBメモリーやハードディスクに多くの情報をまとめて入れておくほうがはるかに便利だということを痛感している。それに外部サーバーと契約しておけば多量の情報を送ることもできる。
そう書くと、セキュリティはどうなるんだいと指摘する小心な輩がいる。大体大学の先生が扱う情報では、セキュリティが必要なものは大変少ない。盗まれてもそれがどんな情報であるかは本人しかわからないし、それに研究成果は論文などで公開してしまうのでセキュリティの必要がない。例えば多変量解析のアウトプットなんか第三者に盗まれても価値なんか全くないですからね。
それに学生の個人情報は事務が管理しているので、私には無縁だ。おかげて学生との人間的な意思疎通が最近無縁になった。ゼミ生としてやってくるまで実は学生の名前なんか全く覚えていないからだ。
例えば授業の中で出席簿を付けている場面で
「あのう、遅刻したんですけど、建築専攻の甘木です」
「名前じゃわからんよ・・・学籍番号は?」
「646464です」
「了解!」
といった具合だ。数字の方が処理も簡単なのだ。こんなやりとりもあった。
「あの前回インフルエンザで欠席したときの診断書です」
「誰!?、そんなのいらんよ事務に出しておけば・・」
「・・・・・・×」
「そんな学生がいたか、あいつ誰だろうか???」
以前であれば学生全員の名前を覚えて、それぞれ個人の特性を把握していたが、個人情報保護方法ができてからは個人を把握することはやめたわけだ。それにプライバシーの侵害だと騒がれても、こちらは迷惑なだけだから。従って学生の個人情報などは、私のMacには皆無だ。成績なんか紙媒体で事務に手渡しですから。
そんなわけでゼミ生として私の研究室に学生達がやってくる3年生の後期まで、学生の名前は全然わからないというのが現実なのだ。そうしたコミュニケーションを欠いた状態が教育的によいとは思えないが、まあうるさい輩が社会には多いので、こちらとしては個人に関することは事務にまかせて、ようやく仕事は一つへったという気分だ。その分原稿の執筆に専念できるので、今はあまりうるさいことは私もいわないことにしている。
新幹線 京都-米原
OLYMPUS OM-D E-M1, M.ZUIKO DG 12-100mm pro
ISO250,焦点距離18mm(36mm),露出補正0,f4,1/6400
ふと思うのだけど、日本のプロダクトというのは、家電製品などがその典型例なのだが次第に多機能化して肥大化してくる傾向がある。オリンパスもその例に漏れず多機能化してきたが、ミラーレスに小さな撮影素子という基本構造が小さくなっているので、これに救われた感じだ。
MacからiPhoneという流れをみてもそうなのだが、基本構造を小さくし従来からの機能を省いてゆくことで、次第に高性能で新しい境地を切り開いてきた。
だからWin系ノートなどをみていると新しい無線LAN機能が外付けで、古いドライブは内蔵というデザインをみていると、あれって古くさいよなぁーと思う。映像関係を除けばもうすでにDVDなど使わない時代だ。私などはもう10年ぐらい前からDVDなど買ったこともない。すべてハードディスクだ。
大体仕事毎にディスクを分けるストック方法が仕事の上で支障になる。いろんな情報を一度に使うのだからDVDだと何枚も出しては入れを繰り返し情報を逐次集める操作が必要だ。だからUSBメモリーやハードディスクに多くの情報をまとめて入れておくほうがはるかに便利だということを痛感している。それに外部サーバーと契約しておけば多量の情報を送ることもできる。
そう書くと、セキュリティはどうなるんだいと指摘する小心な輩がいる。大体大学の先生が扱う情報では、セキュリティが必要なものは大変少ない。盗まれてもそれがどんな情報であるかは本人しかわからないし、それに研究成果は論文などで公開してしまうのでセキュリティの必要がない。例えば多変量解析のアウトプットなんか第三者に盗まれても価値なんか全くないですからね。
それに学生の個人情報は事務が管理しているので、私には無縁だ。おかげて学生との人間的な意思疎通が最近無縁になった。ゼミ生としてやってくるまで実は学生の名前なんか全く覚えていないからだ。
例えば授業の中で出席簿を付けている場面で
「あのう、遅刻したんですけど、建築専攻の甘木です」
「名前じゃわからんよ・・・学籍番号は?」
「646464です」
「了解!」
といった具合だ。数字の方が処理も簡単なのだ。こんなやりとりもあった。
「あの前回インフルエンザで欠席したときの診断書です」
「誰!?、そんなのいらんよ事務に出しておけば・・」
「・・・・・・×」
「そんな学生がいたか、あいつ誰だろうか???」
以前であれば学生全員の名前を覚えて、それぞれ個人の特性を把握していたが、個人情報保護方法ができてからは個人を把握することはやめたわけだ。それにプライバシーの侵害だと騒がれても、こちらは迷惑なだけだから。従って学生の個人情報などは、私のMacには皆無だ。成績なんか紙媒体で事務に手渡しですから。
そんなわけでゼミ生として私の研究室に学生達がやってくる3年生の後期まで、学生の名前は全然わからないというのが現実なのだ。そうしたコミュニケーションを欠いた状態が教育的によいとは思えないが、まあうるさい輩が社会には多いので、こちらとしては個人に関することは事務にまかせて、ようやく仕事は一つへったという気分だ。その分原稿の執筆に専念できるので、今はあまりうるさいことは私もいわないことにしている。
新幹線 京都-米原
OLYMPUS OM-D E-M1, M.ZUIKO DG 12-100mm pro
ISO250,焦点距離18mm(36mm),露出補正0,f4,1/6400