Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

Nikon Freak166. 京都は酷暑だ!

2018年07月24日 | diving

 京都は酷暑だ!。

 京都の天気も連日最高気温38度と高温続きだ。先週は曇天で39度という日もあった。もちろんこれに都市熱が加わるから、ところによっては40度を越えている。もう2週間、この気温が続いている。長いこと住んでいる京都人でも、こんなのは体験したことがないというほどの異常気象だ。

 先日の祇園祭前祭でも、観客が少なかったと聞く。山鉾の引き手12人が救急車で病院に搬送されたとメディアは伝えていた。炎天下に半日さらされる引き手の多くが実は救急搬送一歩手前だったかもしれないと推測したくなるぐらいに現場は暑いだろう。さて今日の後祭の巡行はどうなるか。

 そんなときは巡行の途中で消防ホースで引き手に水を浴びせ体温を外から下げるぐらいの配慮があってもよいが、我慢の京都人は前例のないことはしないんだな(ロサンゼルスオリンピックのマラソン競技ではそうした前例があるけど)。それにこの異常気象自体がすでに前例がないのだけどさ。

 おそらく巡行の現場は、気温40度を超えているだろう。それでは水分補給の限度を超えているのではないか。そして24日は後祭でまた山鉾の巡行がある。

 最近の猛暑だと温度差に敏感になってくるようだ。

36度ならば人間の体温と同じだから我慢の範囲。

37度を超えると空気が熱く感じる。

38度になると空気が熱で痛く感じる。

39度になると危険で外に出られない。

 微妙な温度差だが、日本人の体温を越える環境だと体も敏感になってくる。つまり空気がインフルエンザにかかったように高熱を発しているわけであり、そんな空気に体中がボワッと取り囲まれていて逃げられない。人間はきわめて狭い温度差のなかで生きている生物なのだ。

 中国広州市の夏は40度を越える暑さだ。それは体中がギシギシと射すように痛い。方法は慣れるほかない。そんな程度で熱中症に注意しましょうなんていう輩はいない。みんな元気だ。だから京都は、中国からの観光客が跋扈して歩いている。彼らにとって京都は気温の低い保養地なのだ。だから日本人を、暑さに対する体質が違う中国人と一緒に考えていてはアカンのであろう。

 その酷暑も、天気予報では、今週末に久しぶりに34度、35度という表示がなされ雷雨の予報ががあり、そして朝はほんの少しだけ夏の風が吹き始め、ようやく蝉の声がハッキリと聞こえだしてきた。今週末で酷暑が終わりそうな気配なので少しホッとしつつある。

 沖縄から帰ったら、京都の猛烈な酷暑で外に出なかったこともあり意識は寝ていた。だからこのブログも低調を極めたがなんとか続いた。そんなわけで先週は、仕事が手に付かなかった。さて溜まっている仕事をかたづけよう・・・。仕事が一区切り付いたら、京都は暑いから、また沖縄へ逃避する予定なんだ。

 

2015年9月1日 沖縄県恩納村前田岬

NikonAW130,ISO125,焦点距離7.2mm,露出補正0,f/8.4,1/320

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