初めて遭遇する光景には、どう撮りゃよいのさと躊躇する。
水納島(みんなじま)のポイントで潜るのも初めてだし、それに岩の回りをミニ回遊している大量の小魚の群れというよりは流れているのも初めてだ。白く光っているのはスカシテンジクダイ、すこし黄色いのがキンメモドキ。なぜ限られた岩の回りをミニ回遊しているかはわからない。一つわかったのは、これらの小さな魚群が大きな魚の餌になるということだ。
さて人間の餌は何かというと、MR.KINJOでパスタとサラダの自炊を始めたが、体調はよいが力が出ない。梅雨時の湿度が高い気候のときに元気を取り戻すのはステーキだと思いたった。本土に比べれば、沖縄はステーキの価格が安いほうだろう。そんなわけで近所のジャッキーステーキに始まり、毎晩ステーキのはしごをした。やはりこれが一番疲労回復になる。それだけダイビングも体力を消耗していた。こまったことに、本土に戻ってからもステーキを食べ続ける習慣がついてしまった。
それにしても水納島を「みんなじま」と呼ばせる、沖縄固有の言葉遣いにいつも辟易させられる。もちろん明治の頃に本土の役人達がはいってきて適当につけたあて字だが。じゃあ、それ以前はどうしていたんだろうと本質的なところに関心がゆく。
さて京都市内も梅雨だ。どこかで大雨情報が流れている、今年は冷夏だという噂も聞いた、そんなのはどこの話だいとこちらは全く関心がない。
沖縄県本部水納島ポートサイド
ニコンcoolpixW300
1)ISO125,焦点距離5.6mm,露出補正0,f/4.2,1/60
2)ISO125,焦点距離4.7mm,露出補正0,f/2.8,1/125
3)ISO125,焦点距離8.5mm,露出補正0,f/4.3,1/100
4)ISO160,焦点距離8.5mm,露出補正0,f/4.3,1/30
5)ISO125,焦点距離8.5mm,露出補正0,f/4.3,1/100