Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

Nikon Freak392. ウミウシの交尾

2019年07月05日 | diving

 

 貝殻が消失したナメクジみたいなウミウシでまとめてみた。ウミウシは体内に防御物質である毒素をため込んでいるものもいて、食べられるものなら食べてみろと居直った生物だ。イボウミウシを口に含んだ研究者もいたが、突き刺さるような不快さに、はき出すほどの強烈なまずさとする記述がWEBにあった。

 さてアップした画像は・・・、

 1番目の画像は、ミゾレウミウシ。横から見ると2匹のミゾレウミウシが重なっている。つまりウミウシの交尾だ。雌雄同体だから2匹いれば交尾できるわけだが、調べてみると英国王立協会の専門誌バイオロジー・レターズに掲載された報告では、交尾の後に雄性生殖器を自ら切り落とし、新たに生殖器を成長させるというウミウシの奇妙な性生活についてあきらかにしている。つまり使い捨て生殖器なのだけど、それがどの部分かはわからない。であれば2匹を引っぱがして探してみればよかったか。

 2番目の画像は、シンデレラウミウシ。色が綺麗で、まあとても華やかな空気が漂っている。もちろん見かけだけですけどね。

 3番目は、オレンジイロウミウシ!?、だったかな。みかけない種類だ。うーーん画像は、ピントがあっていないか、ぶれている。珍種だっただけに残念。やはり腰を落ち着けて撮る努力がいるな。

 4番目は、色で識別すればミドリリュウグウウミウシ。

 5番目は、イシガキリュウグウウミウシ。

 ウミウシは世界で数千種類は生息している。美しい物には毒があるの例えどおりに、みかけは大変綺麗だが、大概は体内に毒素を持ち、はき出すような不味さ、もちろん魚を殺すほどの毒がある種もいる。そうして魚に食べられないように進化をしてきたのだろう。ウミウシの防衛本能といったらよいか。

 

沖縄県慶良間諸島

ニコンcoolpixW300

1)ISO125,焦点距離13mm,露出補正0,f/4.5,1/40

2)ISO125,焦点距離4.3mm,露出補正0,f/2.8,1/100

3)ISO125,焦点距離8.5mm,露出補正0,f/4.3,1/100

4)ISO125,焦点距離8.5mm,露出補正0,f/8.6,1/1250

5)ISO125,焦点距離10.1mm,露出補正0,f/4.4,1/40

 

コメント (2)
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