Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

番外編417. アドレスホッパーの気分

2019年07月01日 | diving

 

 6月23日から1週間沖縄へ出かけていた。那覇空港に降り立つと沖縄の梅雨はまだあけていなかった。5日間の連続ダイビング、梅雨の光が射さない慶良間諸島、心が折れそうな日が続いていた。

 ダイビング1日目そして2日目の横殴りの雨の時は、もう明日は休みにしようと意識はなえた。しかし何もしないですごしていても、何かが前に進まないと思った。だからこのまま流れにのって、なりゆきでダイビングを続けた。

 そんななかで心折れそうな意識を前向きに繋いでくれたのが、こんな天気でもやってくる元気なバディ達だ。少し彼女たちの元気をもらいながら、ダイビングを続けていた。

 これまでのダイビングでは、そんなバディ達が通り過ぎてゆく。不思議と同じ人間に再開することは先ずない。だからログブックのように元気なバディ達を画像に留めた。

 画像を、スマホに取り込んでLINEでバディ達にさしあげようにもニコンW300は、これまで一度もiPhoneとつながったことがない。だから、私のブログを紹介して7月1日にアップするという約束をした。パソコンなどで画像をドラックするとか、ログページ毎ダウンロードできるとよいと思うが。ただしブログの画像は解像度が低く抑えられてあるから少しゴメンね!、なのだ。ブログ下に小さくコメント表示があるので、これを突っつけばLINEと類似性があるかな。

 4日目の朝、前日の台風崩れの熱帯低気圧が梅雨前線を北へ押し上げてくれた。朝から青い空がみえた。しかも船は沖縄第1300号、これまで一番多く乗ったアジュメール号だ。さあ!、夏に向かって走ろうという意欲が入道雲のように立ち上がってきた。

 ダイビング5日目、宜野湾からみた夕陽がまぶしい。やっと南の海から夏が届いた。

 京都への帰り支度をしていた快晴の朝、MR.KINJOの部屋のテラスから那覇の街をみていると、もし誘われれば、このまま生活を那覇にスライドさせても違和感がないほど、意識のなかから京都のマイホームの存在が消えていた。それは、アドレスホッパーの気分といったらよいか。

 アドレスホッパーは、デザインやウェブメディアなどで仕事をしつつ、日本や世界を移動しながら仕事をするノマドワーカー達、堅くいえば多拠点生活者だ。そういえば私の大学の教え子達のなかにも、いる!、いる!。いまのライフスタイルの1つだ。そんな資格が私にも十分あるんだと気づかされた那覇の梅雨明けだった。

 

 

沖縄県慶良間諸島

1)iPhon7、ISO20,焦点距離3.99mm,.露出補正0,f/1.8,1/3195

2)NikonW300、ISO125,焦点距離12mm,.露出補正0,f/4.5,1/200

3)NikonW300、ISO125,焦点距離15.3mm,.露出補正0,f/4.7,1/100

4)NikonW300、ISO125,焦点距離8.5mm,.露出補正0,f/4.3,1/30

沖縄県宜野湾市

5)iPhon7,ISO25,焦点距離3.99mm,.露出補正0,f/1.8,1/60

コメント
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