オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

サケ釣り狂想曲

2014-10-14 23:20:26 | 大型魚
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2009-9-27 礼文→稚内→北見

サケ釣り狂想曲





帰りのフエリーに乗る前に 知床まで車でいった。礼文島にも知床(アイヌ語で地の果ての意)があるのだ。本当に何もないところでまさに地の果てであった。




フェリー乗り場は礼文島に着いたばかりの観光客が多く、食堂はどこも満杯で仕方なく昼食は売店のお菓子を買って食べた。

一方、稚内までのフェリーはがら空きで、ぐっすり寝てゆけた。船酔いをさけるには眠るのが一番だ。






礼文島が遠のいてゆく。



順調に稚内に上陸し一路オホーツク海岸線をひた走って南下し北見へと向かった。 

途中、海岸線の砂浜はどこまでもサケ釣りの釣り人が多く一人で最低20本くらい竿を出している。














サケがかかると竿へダッシュ。すばやく、かつ慎重に波打ち際までサケを引きずり上げたところでリールを巻くのをやめ、40cmほどの太い鉄棒(金槌のこともある)をもってサケに向かって走る。


ここで釣れるのはまだあまりブナがかかっていないギンピカの美しいサケだ。波打ち際でばたばた激しく暴れるサケに逃げられる前に素早くゴンゴンゴンゴンとサケの頭を鉄棒で力一杯殴って殺す。









なにか凄惨な殺戮現場を見る感じ。鮮度を保つため、すかさずナイフで腹を裂き卵や精巣、内臓、エラを出す。まだ死に切れていないサケが血まみれ砂まみれで尻尾をばたばたさせて猛烈に暴れる。

この凄惨な殺戮光景はどうも私の性には合わない。

この時期、オホーツク海側でサケ釣りで人気のある河川の河口付近はどこも泊まり込み体制の釣り人で一杯だ。



ちょっと見には凄い光景で、まさにサケ釣り狂想曲と言えるだろう。








夕食は雄武の食堂で、とってもまずいトンカツ定食を食べた。

その後も走りに走って午後9時ころ自宅へ着いた。今日は約6時間のドライブで往復840Km. 同行のF氏は、本当にご苦労様でした。 

さっそくコンピューターでチェックすると懸案の利尻島のオショロコマの写真は良く撮れていたので一安心。

風呂に入ってバタンキュー、泥のように寝てしまった。



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