オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

知床の夏、カラフトマスの墓場とオショロコマ

2014-10-30 19:35:48 | 渓流魚、蝶、自然
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20XX年8月19日(日) 晴れ

知床の夏、カラフトマスの墓場とオショロコマ

朝から知床半島羅臼側の渓流で夏のオショロコマの撮影を行った。

昼食の後一息ついて、なんとなく目についたRS川下流の巨大な砂防ダム下に竿を入れてみた。




比較的新しく建造されたこのダムは例によってダム下の川底は がちがちコンクリート三面張りで魚が棲むような環境ではない。



しかし少ないながら小型ヤマベ、小型オショロコマがいた。
















それから私たちのとってはこの時期もっとも迷惑至極の侵入者?カラフトマスがごっそりといた。

川に遡上したカラフトマスはほとんど商品価値がない。しかし、卵巣は多少の商品価値はあり、品質は落ちるが食べて食べられないわけではない。

ダムには形ばかりの魚道があり多少はカラフトマスが登っている。しかし魚道に入らずダム下にたまる個体が圧倒的に多く密集してうごめいている。

これらは引っかけ針で密漁され次々と腹を割かれ卵巣を採られたあとに捨てられる。じゃまな♂は専用の小さな鉄棒で頭をゴンゴンとやられてうち捨てられる。

腹を裂かれて捨てられたカラフトマスがダム下にびっしり放置され無惨・悲惨な光景だ。鼻がまがるような悪臭。



ダム下にオショロコマは少なく、エサが少ないのか真夏なのにやせている。カラフトマスがじゃまをして釣りにならない。

ここでも撮影させていただいたオショロコマたちは全て丁寧にもとの場所にリリースしました。

さて、下手をするとカラフトマスの密猟者と間違えられてしまう恐れがある。オショロコマ4-5匹を撮影して早めに撮影を切り上げた。





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