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2016年三連続台風後の林道・渓流被害、キノコ、化石探し。
2016-8-27 (土) 曇り
2016年8月の三連続台風北海道直撃で、道路、河川、線路、電気通信、土砂災害、畑作物や家屋建物の被害は甚大過ぎて今のところ計り知れない。
羅臼町では土砂崩れで道路崩壊し、そこから岬方面の人たちが孤立、石北線線路下の土砂が流され線路宙吊り状態で復旧には1か月とのこと。
つまり札幌ー網走間の特急がなくなってしまった。
各地で道路崩壊、オホーツクのタマネギは河川氾濫で流され、僅かに残って収穫されたタマネギも輸送がうまくゆかずタマネギ価格一気に高騰。
こんな話をあげだしたらきりがないのでおしまい。
そんなわけで悪天候続きで8月5日にデカニジマス釣りに行ったきり、今日まで釣りは開店休業状態が続いている。
この日、三連続台風の影響がやや治まったかに見える気がして久しぶりに孫(長男君)と一緒に北見市の自宅を出発、山へ出かけてみた。
川の状態が落ち着いていれば彼に大きな魚を釣らせることが出来るかも知れない。
かみさんに話すと、あまり乗り気ではなかったが、もしかすると大雨・雷の後なのでラクヨウキノコ(ハナイグチ)がごっそり出ているかも、とあおってみたら乗ってきた。
午前10時30分。ローソンで弁当を買って出発。家から40分ほどのラクヨウキノコのマル秘ポイントへ出撃。
しかし、無加川本流、途中どの橋を渡っても川はまだ褐色増水著しく、どうみても釣りは絶望的。
大増水がひいて川の水位が2mほど下がった痕跡とおびただしい流木が岸辺に積み重なっていかに壮絶な増水であったかが推測される。
あちこち大雨による道路崩壊目立つ。
恐らく、この様子では林道はズタズタ、風倒木バタバタで悲惨な状況が予想され、判断の甘さを後悔した。
しかし、目的の林道は意外と被害が軽かったようでゆっくり5Km ほど山奥へと侵入できた。
これはいけるかなと思ったが、最初の橋が増水で崩れかけ、ちょっと危ない感じ。
こんなところまで水位が上がって猛烈な増水であった痕跡が生々しい。
強引に通過。
あちこちカラマツが道路に倒れ込んでいたようだ。チエンソーで車が通れるように切ってある。
しかしやがて林道に川から水が溢れてきて、ついには林道そのものがかなりの流速の川になっていた。
愛車フォレスターなら、こんな場合でもなんとかなるかも(テレビのコマーシャルと違って、そうはならない)。
川になってしまった林道をさらに進むとついに林道が完全に流され崩壊しており、通行不能。
やっとのおもいで車をターンさせて引き返すことにした。
帰りにいつもはデカヤマベやアメマスがたまっている、おおたまりで竿を入れてみたがまったく魚信なくウソみたい。
こんなとき魚たちは一般的に小沢などに避難していることが多い。
川の水が引くと本流へともどってくる。
目的のラクヨウキノコポイントは増水で流出した泥で広範に埋まっており絶望的。
しかたなく、なんとなくキノコのありそうな植林地へ入ってみたがキノコそのものが少ない。
これ、クマに喰われて死んだ人の骨だよ。 ふーん。だけど本当は鹿の骨じゃない。とのってこない。
ネジバナ(モジズリ)が咲いていた。
長男君、物足りなそうな顔つき。
そこで恐竜の化石探しにいってみた。
ここでは昔、貝の化石など見つけたことがある。
岩をガンガン叩くとパカッと薄い岩が層状に割れてそこに化石が現れる。
しかし30分ほど捜したがたいしたものはなく中止。
ここ恐竜いないところだね。だと。
ヨルジァという古代の貝の化石。以前発見したもの。
今回発見した木の年輪のような化石。
といった台風被害偵察の日に終わりました。
冷静に考えてみると、やや軽率な行動であった。
無事に戻れてよかった。
この日の偵察では林道が修復され、川が落ち着いて再び渓流釣りができるようになるまでには 少なくとも 1か月はかかりそうである。
また、近年予算の関係で使用頻度が少なくなった林道や橋は崩壊などあっても修復されず、そのまま放置されることが道内各地でとても多い。
山奥の渓流魚にとっては朗報かもしれない。
帰宅して庭や畑に勢いづいてきた雑草取りに挑み、疲労困憊ダウンした。
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2016年三連続台風後の林道・渓流被害、キノコ、化石探し。
2016-8-27 (土) 曇り
2016年8月の三連続台風北海道直撃で、道路、河川、線路、電気通信、土砂災害、畑作物や家屋建物の被害は甚大過ぎて今のところ計り知れない。
羅臼町では土砂崩れで道路崩壊し、そこから岬方面の人たちが孤立、石北線線路下の土砂が流され線路宙吊り状態で復旧には1か月とのこと。
つまり札幌ー網走間の特急がなくなってしまった。
各地で道路崩壊、オホーツクのタマネギは河川氾濫で流され、僅かに残って収穫されたタマネギも輸送がうまくゆかずタマネギ価格一気に高騰。
こんな話をあげだしたらきりがないのでおしまい。
そんなわけで悪天候続きで8月5日にデカニジマス釣りに行ったきり、今日まで釣りは開店休業状態が続いている。
この日、三連続台風の影響がやや治まったかに見える気がして久しぶりに孫(長男君)と一緒に北見市の自宅を出発、山へ出かけてみた。
川の状態が落ち着いていれば彼に大きな魚を釣らせることが出来るかも知れない。
かみさんに話すと、あまり乗り気ではなかったが、もしかすると大雨・雷の後なのでラクヨウキノコ(ハナイグチ)がごっそり出ているかも、とあおってみたら乗ってきた。
午前10時30分。ローソンで弁当を買って出発。家から40分ほどのラクヨウキノコのマル秘ポイントへ出撃。
しかし、無加川本流、途中どの橋を渡っても川はまだ褐色増水著しく、どうみても釣りは絶望的。
大増水がひいて川の水位が2mほど下がった痕跡とおびただしい流木が岸辺に積み重なっていかに壮絶な増水であったかが推測される。
あちこち大雨による道路崩壊目立つ。
恐らく、この様子では林道はズタズタ、風倒木バタバタで悲惨な状況が予想され、判断の甘さを後悔した。
しかし、目的の林道は意外と被害が軽かったようでゆっくり5Km ほど山奥へと侵入できた。
これはいけるかなと思ったが、最初の橋が増水で崩れかけ、ちょっと危ない感じ。
こんなところまで水位が上がって猛烈な増水であった痕跡が生々しい。
強引に通過。
あちこちカラマツが道路に倒れ込んでいたようだ。チエンソーで車が通れるように切ってある。
しかしやがて林道に川から水が溢れてきて、ついには林道そのものがかなりの流速の川になっていた。
愛車フォレスターなら、こんな場合でもなんとかなるかも(テレビのコマーシャルと違って、そうはならない)。
川になってしまった林道をさらに進むとついに林道が完全に流され崩壊しており、通行不能。
やっとのおもいで車をターンさせて引き返すことにした。
帰りにいつもはデカヤマベやアメマスがたまっている、おおたまりで竿を入れてみたがまったく魚信なくウソみたい。
こんなとき魚たちは一般的に小沢などに避難していることが多い。
川の水が引くと本流へともどってくる。
目的のラクヨウキノコポイントは増水で流出した泥で広範に埋まっており絶望的。
しかたなく、なんとなくキノコのありそうな植林地へ入ってみたがキノコそのものが少ない。
これ、クマに喰われて死んだ人の骨だよ。 ふーん。だけど本当は鹿の骨じゃない。とのってこない。
ネジバナ(モジズリ)が咲いていた。
長男君、物足りなそうな顔つき。
そこで恐竜の化石探しにいってみた。
ここでは昔、貝の化石など見つけたことがある。
岩をガンガン叩くとパカッと薄い岩が層状に割れてそこに化石が現れる。
しかし30分ほど捜したがたいしたものはなく中止。
ここ恐竜いないところだね。だと。
ヨルジァという古代の貝の化石。以前発見したもの。
今回発見した木の年輪のような化石。
といった台風被害偵察の日に終わりました。
冷静に考えてみると、やや軽率な行動であった。
無事に戻れてよかった。
この日の偵察では林道が修復され、川が落ち着いて再び渓流釣りができるようになるまでには 少なくとも 1か月はかかりそうである。
また、近年予算の関係で使用頻度が少なくなった林道や橋は崩壊などあっても修復されず、そのまま放置されることが道内各地でとても多い。
山奥の渓流魚にとっては朗報かもしれない。
帰宅して庭や畑に勢いづいてきた雑草取りに挑み、疲労困憊ダウンした。
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