

うなぎ祭り
2018-7-19 (木) 晴れ
北見市のしにせホテル黒部の毎年恒例ウナギ祭りの食券を今年も知人の方からいただいたので夕食にかみさんと二人で出かけた。
午後7時までとのことで、この日は大急ぎで早めに仕事をかたづけて帰宅。
車を飛ばしてホテルへ向かった。

7時少し前に到着でギリギリセーフ。
ホテル駐車場まで、あたり一帯ウナギを焼く臭いがたちこめていた。
まだたくさんのお客さんがいました。
時間切れ寸前のせいかややさめていたが、おいしいうな丼でした。





一人3500円のウナギ券でした。毎年2200人分のウナギを焼くとのこと。
おいしかった。

昔のこと、大学受験で札幌予備学院へ通うため田舎の北見を離れ大都市札幌で下宿することになった。
大学受験で同格したら札幌の有名ウナギ屋のカドヤで鰻重をごちそうするとの母親の約束があった。
幸い、一年後に晴れて合格したときに母親と二人でカドヤにいったのが、私が人生でウナギを食べた最初でした。
生きているウナギを目の前でさばいて焼いてくれたのを食べて、涙がでるほどのおいしさに感激した。
その後、大学を出てもけっこう貧乏な生活がながらく続き、結婚して子供も3人。
ウナギを食べる余裕はなかった。
その後、さらに長い年月が過ぎた。
かみさんもけっこう貧乏な家庭の出身で、夫婦してウナギのことは考えずに暮らすのがくせになっていた。
この数年毎年ウナギ券を送ってくれる方が現れてくださったので、毎年夏にウナギを食べるようになったのでした。
近年、世界各地でウナギは絶滅危惧種みたいな状況に陥っているらしい。
養殖技術が確立されるのが先か。絶滅が先か。
おそらく日本人の叡智をもってすればなんとななるのではないかといった予感がしますが。
ちなみに北見ではウナギは川にいません。

