

優勝
2018-11-25(日) 晴れ
この日、午前10時から準決勝戦が行われた。
子供や孫たちの晴れ姿を見ようと朝から関連の人々がきており会場の小学校の駐車場は既に満杯で臨時の駐車場になった校庭にもたくさんの車が見える。
わが孫次女君は朝7時から臨時の特訓を終えて、すでに闘志満々、やる気のかたまりみたいになっている。
今日の対戦相手は強敵の小泉チームだ。ただ昨日の2チームと違って過去に勝ったことがある。







はたして、初戦からリードが続き、時々接戦状態になるものの、やや余裕の試合展開となった。





しかしこのチームの必殺技はロングシュート。ウオーミングアップの時からさかんにロングシュートを見せていたが、ガードが固く突破できないとみると、ためらわずはるか遠くからロングシュート。
それがしばしばスッパリときまりどよめきがおこるほどカッコいい。
昨日の2試合でまさかの勝ちを経験し、北見西チームは、もしかしたら自分たちは強いんじゃないかとうすうす気づき始めたような雰囲気がただよってきた。




結局、最後までリードを保ってなんとか勝った。


そしてまさかの決勝戦へと進むことになった。


決勝戦は午後二時から始まった。
対戦相手は例年、北見界隈では圧倒的強さを誇ってきたポプラチーム。
これまでの戦積からみると勝てるというよりは、最初から、きっと負けるといった雰囲気がただよっていた。
選手たちの体格からして遙かに立派で、わきあがる闘志満々のかけ声のものすごさからしてもう負けている感じ。


ところが信じられないことに、試合開始からなんと、わが次女君がシュートにつぐシュート、またシュート。







巧みに切り込んで次々に決めてゆく勇姿にみなさん唖然となった。

たちまち点差がついて予想とはまったく違った試合展開となった。



このままでゆくと圧勝できそうな感じ。

北見西チームのお母さんたちは、信じられないといった顔つきながら、だけど相手はポプラだからね、絶対油断できないよ、油断するなーっと大声で応援している。
後半、試合が終わりに近づいたころ、その心配は的中。
俄然反撃にでたポプラはまるで別人になったみたいな切り込み隊がシュートを決めはじめた。




疲労の色が濃くなって一瞬、北見西チームのガードが甘くなる間隙を縫って次々にシュートを決める。
恐れていたポプラの猛反撃がはじまった。たちまち点差が狭まって、もしかすると負けるのではといった恐怖感が急速にひろがってきた。
おそらく試合時間があと5分長かったなら負けていたかもしれない。

結局、なんとかぎりぎり逃げ切って、おお、まさかの優勝となった。


私たち、優勝しちゃったみたいだ。
北見西チームのお母さんたちが感激でおいおい泣き崩れている。



私もつられて目に涙。
選手たちも、うそみたい、優勝しちゃったといった顔つき。

北見西チームはいつのまにかオホーツクで一番強いチームになっていたのでした。

よくやった。よくやった。快挙です。えらい。
次は札幌での全道大会へゆくことになってしまった。


