オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

湧別川水系 M 川源流の山岳オショロコマ♂。

2021-10-24 01:23:49 | 渓流魚、蝶、自然



湧別川水系 M 川源流の山岳オショロコマ♂。






20XX-9-24 (木) 晴れ のち曇り



朝10;00  湧別川水系 M 川源流の山岳オショロコマを見に出発。




無加川支流KS川沿いに林道を進と、のり面崩落の理由で通行止めとなっていたがバリケードをずらして侵入してみると確かに峠近くに崩落箇所があった。




崩落は比較的小規模で道路半分埋まっているがなんとか車は通れるので、そのまま突破し、峠を越え湧別川水系M川源流域へ続く林道へ入っていった。 




今日はずいぶん動物に遭遇する。きれいなカケス2ペア、さらに大きな雄のエゾシカが凄い勢いで川を渡ってゆくのを二頭目撃。 




かわいいキツネ3匹、最後にエゾタヌキ一匹をみたが、幸いなことにヒグマ君とは会わなかった。




3匹のキツネはまだ人慣れしておらず、恐る恐る近づいてきたものの、すぐにブッシュへ逃げ込んでいった。



やがて、かなり標高もかせいで、あたりはうっそうとした針葉樹の密林、原生林になる。




道路に倒れ込んで通せんぼの倒木の松は 木の枝のみを切ってその下をフォレスターは、わずか4-5cm の余裕でかろうじてくぐり抜けて先へ進むことができた。



これは、ちょっとヒヤヒヤであったがうまくいった。




最初に私の好きな沈み橋付近、とても渓相がよくなるポイントへ入った。






北海道では暴れ川など橋をかけても大雨増水ですぐ流されるのでがっちりして死ぬほど頑丈な背の低い総コンクリート製沈み橋をつくることがある。





大雨増水時は、このコンクリート橋はその名のとおり川の中に沈んでしまうが流失することはない。




家からここまで車で山道を約1時間30分であった。 





川の環境はあまり変化ないが オショロコマは昨年子供たちに釣らせたときと比べるととても少なく、またかなりすれており、もしかすると釣り人が入ったのかも知れない。
 









それでも せっせと釣っては撮影、リリースを繰り返した。













良型♂♀が多いが活性の高い夏場と異なり、喰いは浅く針を呑ませた魚はなかった。






鮮やかな黄色い腹部、美しい赤点紋理の♂もいた。 












今日は橋から150mほど下流まで下ってみたが良たまりはなくさらに5匹ほど釣ったが大型個体はいなかった。浮き石多く二度ほど危うく転びそうになった。







次に左股の林道を少し進んで釣ったが、例年同様大型個体はいなかったが、腹部が黄色い美しい個体が多かった





















山岳オショロコマにしては中型で15cm前後が多く、このサイズで成熟している。





はるか上流の沈み橋付近のような鮮やかな婚姻色の♂はおらずやや暗色調、地味な感じの♂♀ばかりであった。




斑紋・色調は変異が多く、いまだ遺伝子の多様性が残っているようだ。



最後に、その200mほど上流で下の沢川が合流してくる所のコンクリート橋下流を釣ったが個体数は昨年ほど多くなくて小型オショロコマが多い。















駐車場所がなく、おそらく車はこないであろうと、橋の上にドンと駐車して、すぐ下の川で釣った。ここで少し釣って終了とした。
















そこから数km ほど登ってみたがオショロコマはいそうであるが 概してダラダラ川が続いていた。






午後3時30分、武装解除。 ノンアルコールビールと辛子柿ピーで一服してから帰路につく。




この項続く。 今回は♂の画像を提示しましたが、次回は♀の画像を提示します。









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