

網走川水系源流でかわいい孫と旬のヤマベ釣り
201X-7-13 (金) 曇り 25℃
この渓流に魚が多いのには理由がある。

この網走川水系源流域からオホーツク海までは、砂防ダムなど川の流れを完全に遮断する構造物はなくサクラマスもウミアメマスも自由に遡上してくる。

そのため、いまだに原始河川の状態を奇跡的に保っている近年、類まれな貴重な渓流である。
大規模なサケマスの孵化場が数カ所あり、おそらくサクラマスも放流している。
従って、ヤマベもかなり釣れる。






オホーツクのヤマベの特徴で大型の個体は少なく、シンコヤマベが多い。










ヤマベ釣り用の魚籠をぶら下げています。食べるための釣りです。






今日、食べるために狙うのは二年魚と、できれば三年魚の塩焼きサイズのヤマベたちです。





ここに魚が多い理由は、ダムがない(農業用取水のための一時的水門はある)ことと、いまだニジマスが侵入していないこと、高密度に生息するヒグマを恐れ、釣り人が少ないこととおもう。
ただ、はるか下流域ではニジマス汚染がはじまっており、徐々に上流へ向かってニジマスが侵淫しつつある。
数本の支流はほぼニジマス川となり在来のアメマスを圧倒しつつある。
次女君は竿さばき、五感で繊細なアタリをキャッチするコツ、身のこなし、ポイント選択等がみるみる上手くなって、まだ子供なのに一流のオホーツクの渓流釣り師みたいに見えはじめた。





あまり釣りすぎても食べきれないのでヤマベ釣りはこのあたりで止めておきましょう。
旬のヤマベは孫次女君が岸辺でハサミを使い内臓・エラを処理して持ち帰ります。




かわいい孫君との渓流釣りは至福のひとときです。

