予選後、FP4で発生したインシデントにより、ミシュランが供給したタイヤの撤収と新たなタイヤの導入を決め、
レースディレクションが状況に適応する目的で、30分間のプラクティスセッションを決勝前に追加と一旦、発表。
しかし、決勝日朝の雨によって状況は一変する。
決勝周回を25ラップから20ラップに変更、レースはフラッグトゥフラッグのマシンの乗換えを義務化。
一旦、ミシュランが撤収すると発表したタイヤをそのまま使用すると発表される。
そんな、どたばたのアルゼンチンGPがいよいよスタートを切る。
予選3位のロレンソはスタートからズルズル後退し、FPでも転倒した1コーナーの餌食となる。
暫く、ドビが集団を引っ張った後、マルケスとロッシが先頭に出てバトルを繰り返す。
そして、フラッグトゥフラッグ。。。マシン交換後、ロッシのM1機の調子が今一つでとてもマルケスには着いて行けない状態。
やがて、Wアンドレにイケイケビニャーレスにも追い着かれ4台での2位争いが始まる。
1キロ程度のストレートであれば十分、ヤマハやドゥカティに着いて行ける鈴木ビニャーレス。
後少しということろでコーナーでウェットパッチにのって惜しくも転倒。
さぁ~問題はここから、以前にも書いた「チームメイト同士での無意味な接触は避けて欲しい」と言ったにも関わらず
又もやのWアンドレ。ロッシを抜き、W表彰台目前の最終ラップゴール手前で接触転倒。
後ろのロッシとペドロサに表彰台を献上してしまう・・・。
マシンを押して何とかチェッカーで13位でゴールのドビ。(絶対、腸煮えたぎってる模様)
最後に表彰台での一コマ。わざとなのかレースでは無転倒のマルケスが表彰台で転倒。
ペドロサは冷たい目線でロッシは無視。ロッシとマルケスが表彰台で目を合すことは一度も無かった。。。
では決勝結果。
2. Valentino Rossi ITA Movistar Yamaha MotoGP (YZR-M1) 34m 21.307s
3. Dani Pedrosa ESP Repsol Honda Team (RC213V) 34m 41.728s
4. Eugene Laverty IRL Aspar MotoGP Team (Desmosedici GP14.2) 34m 50.170s
5. Hector Barbera ESP Avintia Racing (Desmosedici GP14.2) 34m 50.339s
6. Pol Espargaro ESP Monster Yamaha Tech 3 (YZR-M1) 34m 50.873s
7. Stefan Bradl GER Factory Aprilia Gresini (RS-GP) 34m 54.981s
8. Bradley Smith GBR Monster Yamaha Tech 3 (YZR-M1) 35m 4.337s
9. Tito Rabat ESP Estrella Galicia 0,0 Marc VDS (RC213V)* 35m 4.611s
10. Alvaro Bautista ESP Factory Aprilia Gresini (RS-GP) 35m 15.016s
11. Aleix Espargaro ESP Team Suzuki Ecstar (GSX-RR) 35m 22.496s
12. Michele Pirro ITA Octo Pramac Yakhnich (Desmosedici GP15) 35m 32.615s
13. Andrea Dovizioso ITA Ducati Team (Desmosedici GP) 35m 47.047s
Andrea Iannone ITA Ducati Team (Desmosedici GP) DNF
Cal Crutchlow GBR LCR Honda (RC213V) DNF
Maverick Viñales ESP Team Suzuki Ecstar (GSX-RR) DNF
Scott Redding GBR Octo Pramac Yakhnich (Desmosedici GP15) DNF
Loris Baz FRA Avintia Racing (Desmosedici GP14.2) DNF
Jorge Lorenzo ESP Movistar Yamaha MotoGP (YZR-M1) DNF
Jack Miller AUS Estrella Galicia 0,0 Marc VDS (RC213V) DNF
Yonny Hernandez COL Aspar MotoGP Team (Desmosedici GP14.2) DNF