5月に多摩動物公園で撮ったハイイロガンです。ハイイロガンは日本にはあまりやってこないのでかなりまれにしか見られないガンで、私も野生のハイイロガンは見たことがありません。動物行動学者のコンラート・ローレンツの著書に「ハイイイロガンの四季」があり、写真もたくさん載っていて少し高価な本でしたが、私の蔵書の1冊になっています。この著書によってハイイロガンは私のなかでは他のガンとはちょっと違う存在になっているので、ここには他のガンもいたのですが、真っ先にこのガンを撮りました。嘴と足がピンク色をしていて、アホウドリと同じです。
5月中旬ころから出現していて、撮ろうとすると逃げられたりでしたが、やっと撮影できました。図鑑で調べるとヤマサナエのようでしたが、確信が持てないので仲間の詳しい方に同定を頼んだところ、やはりヤマサナエとわかりました。オニヤンマより一回り小さい蜻蛉です。
田圃の近くを歩いていると朝羽化したばかりのシオカラトンボが次々と翔びたっていきます。羽化したばかりの蜻蛉の羽根は濡れているようにてかてかと光を反射しています。
田圃の近くを歩いていると朝羽化したばかりのシオカラトンボが次々と翔びたっていきます。羽化したばかりの蜻蛉の羽根は濡れているようにてかてかと光を反射しています。