レコード・カートリッジの針を交換したので、今宵はレコードをかけました。聴いたのはドヴォルザークの交響曲8番とチェロ協奏曲。2枚とも77年に購入していて、もう32年も経ちます。いずれもジョージ・セルが指揮したもので、チェロはチェロの貴公子といわれたピエール・フルニエ。録音は8番の方が70年で、62年録音のチェロ協奏曲より8年新しいので音は鮮明に録れています。この8年間の録音技術の進歩が大きかったことがわかります。
音が良いためだけとは思えませんが、8番の方が音楽の表情がきめ細かく、より一層の名演奏になっていると思いました。一緒に収められているスラブ舞曲も絶品。チェロ協奏曲は第2楽章が味わい深い演奏になっていると感じられます。70年というとセルが来日して素晴らしい演奏を聴かせ、帰国後まもなく亡くなってしまったことが想い出されます。フルニエも来日して公演したときにNHKが放映した番組で、少し足をひきずって歩くフルニエの姿を想い出します。
写真は5月に行った次太夫堀公園で撮影したもので、古民家の縁側のすぐ前にありました。
音が良いためだけとは思えませんが、8番の方が音楽の表情がきめ細かく、より一層の名演奏になっていると思いました。一緒に収められているスラブ舞曲も絶品。チェロ協奏曲は第2楽章が味わい深い演奏になっていると感じられます。70年というとセルが来日して素晴らしい演奏を聴かせ、帰国後まもなく亡くなってしまったことが想い出されます。フルニエも来日して公演したときにNHKが放映した番組で、少し足をひきずって歩くフルニエの姿を想い出します。
写真は5月に行った次太夫堀公園で撮影したもので、古民家の縁側のすぐ前にありました。