仁王門には龍の彫り物がありましたが、向かい合うようにして彫られていたのがこの動物です。龍とセットになるのは獅子ということになりますが、とても愛嬌がある表情をしています。逃げ出すと危ないので金網に閉じ込められていました。
境内にはカヤの巨木があり、幹周りが5,4メートル、推定樹齢は700年とのことですが、先日行った小石川植物園の巨木たちにもひけをとらない存在感があります。まだまだ樹齢を重ねて行くだろうと思わせる樹勢が感じられました。
本堂に向かい合って三つのお堂があって、これはその一つですが、境内には大きく育った樹木が多く緑が濃いです。一声だけですが夏鳥のセンダイムシクイの囀りが聞こえました。はるばる海を越えて渡って来て、これからの行き先は高尾山なのでしょうか、それとも奥多摩でしょうか。