EXPRESS DIARY~鉄人日記~

鉄道に関することを日々徒然なるままに書いて行こうと思います。

阪急神戸線

2007年02月02日 | 乗り鉄

060816hky82014 私が阪急神戸線に始めて乗ったのは他の阪急の路線同様、幼少の頃である。ご多分に漏れず祖母に連れられて神戸へ行った際に乗せてもらった記憶がある。その当時は今津線のときにも書いたように西宮北口にダイヤモンドクロスが存在していた。はじめて乗ったのが何歳だったか忘れたが、5歳未満であることは確かだろう。先頭にかぶりついていたのを覚えているし、先頭部の側窓がなくワンハンドルマスコンだったので7000系か6000系だったこともほぼ確かだ。三つ子の魂百までではないが、少なくとも30までは覚えていることにはなる。帰りの電車は三宮で増結をしていたので、須磨浦公園始発の特急だったと思われる。肝心なことは忘れるのにこういうことは案外覚えていたりするのは鉄の習性だろうか?

061223hky70022 以後阪急神戸線には遠足などで王子公園・・・かつては西灘と称していた・・・へ行く時に乗ったし、先にも書いたように宝塚線から今津線経由で西北から梅田まで乗ったこともあった。中学時代は一度西宮スタジアムへ行った際に乗った以外は乗った記憶がないが、高校時代は校外学習とは名ばかりの遠足で一度利用して、他に趣味で何度か乗っている。高校あたりまでは阪急神戸線と言えばいつ乗っても混んでいる印象のある路線だったが、学生になり乗り歩きをするようになった頃からは昔ほど混んでない印象が先立つようになった。阪神大震災以降のへこみが主な理由だろうが、JRの攻勢の影響もあるのだろう。2006年10月28日のダイヤ改正からは特急が夙川にも追加停車するようになった。十三、西宮北口しか停まらなかった過去の特急に比べて現在の特急は2駅多く停まるようになり、所要時分は最速だった26分より1分遅くなっただけなので、見かけ上はそれほどへこんでいないようにも思えるが、実際乗ってみると岡本以西からの利用は随分減っていることを感じる。ATSの改良は今まで消極策しか見当たらなかった阪急にとっては、今後に期待を持てそうな施策であったが、時期がもう少し早ければと思えて仕方ない。京都線にしてもそうだが、JRとの競合に対して後手を踏んでいる印象がかなり多い。特急の夙川停車は事前の策だったと言えるが、防戦いっぽうの印象は拭えない。そろそろJRとの競合からは切り離した阪急独自の施策を見せて欲しいものだ。神戸市交との直通計画はその一案と言える。色々クリアしなければならない問題もあるだろうが、阪急神戸線の発展のために是非とも実現して欲しいプロジェクトだ。