EXPRESS DIARY~鉄人日記~

鉄道に関することを日々徒然なるままに書いて行こうと思います。

JR和歌山線

2007年02月26日 | 近畿

010901wakayama105  JR和歌山線の初乗りは高校時代に初めて使った18きっぷの残り1枚を利用して、大回りでは乗れない和歌山線と紀勢支線に乗った時だ。その頃から既に10年以上経っているが、今も昔も105系が走り続けている。最初に乗った時は高田から五条あたりまでと粉河から和歌山までは結構な乗り具合だった。ちょうど昼時だったので持参していたおにぎりをロングシートで頬張った記憶があるが、その頃は車内で堂々とお食事ができるのは食堂車か最悪クロスシートという時代だったので少々格好悪かった。今ではそこら中で高校生が物を食べる時代になっている。この間部活帰りにJR京都線普通の車内でカップラーメンを食べているアホな高校生を見たが、それが平気になってしまっている時代なのだろう。注意しない大人が悪いのかもしれないが、今の時代注意すると逆切れで命さえ落とす可能性があると言うのだから始末が悪い。時代は悪い方向へ向かっているが、和歌山線も同様にあまりいい方向に向かっていないということで話を和歌山線に戻す。

060502wakayama105p5  和歌山線に乗車すると吉野口で近鉄吉野線、橋本で南海高野線を見ることができ、連絡しているのがわかる。これに加えて五条からは五新線が発着する予定だったが、夢のまた夢となっている。五新線は建設途中で終わった路盤などを十津川村へ行く途中クルマの中から見たことがあった。五新線ができていてもただの超~赤字ローカル線となるのみで和歌山線の腹の足しにもならなかったと思われる。しかし、高野線や吉野線ともう少し協調していけば、少しは道が開けるのではないかと思う。JRも私鉄も目指すは大阪のミナミだから、ミナミからのアクセスでは競合関係になってしまうが、JRはキタというチャンネルも持っており、和歌山や遠くは京都へのアクセスも可能になる。このあたりのメリットを活かして、南海や近鉄もJR和歌山線と協調していくということを考えてくれれば、和歌山線も今よりももう少し活用してもらえるのではないかと思う。今のままでは万年ローカル線で、下手をすれば、都市近郊輸送が成り立つ区間以外は廃止・・・県境の五条~橋本間あたり・・・ということも考えられなくはない。