EXPRESS DIARY~鉄人日記~

鉄道に関することを日々徒然なるままに書いて行こうと思います。

JR桜島線

2007年12月10日 | 近畿

030720yumesaki103314  JR桜島線に乗ったのは、ごくごく最近で、乗り潰さねばと思いながらもいつでも乗れるという感覚から学生時代に乗ることはなく、ユニバーサルスタジオジャパンが開園する直前あたりに、ふらふらっと初乗りをした。桜島線と言えば、本で見た限りでは運河を走り、船が航行するため可動式の鉄橋があったように思ったが、USJ開園に向けて沿線周辺とともに桜島線も改良されて、そのような鉄橋は跡形もなく消えていた。当時はまだオレンジ色の103系6連が線内折り返し運転を行っていた。USJ開園後にはオリジナルの派手な塗装に変わるとは思ってもみなかったが、やっぱり103系のままかいっ!と突っ込んだ記憶がある。USJ開園による桜島線…線名も半ば改名されたかのようにゆめ咲線と呼ばれることが多くなっている…の利用者増加は開園前から明らかなところで、普通なら景気よく新車を入れてめでたく開業というところになるのだが、さすがは103系王国JR西日本!!新車投入の一大チャンスを逃してめでたく103系によるUSJ輸送を開始して、今でも103系が中心に運用されている。子供のころからあまり遊園地系統が好きではなかった私はまだUSJには足を踏み入れたことがないが、USJ開園後に“ゆめ咲線”へは足を運ぶ機会が多くなった。当然ながら撮影をしに訪れるのだが、目玉は681系が乗り入れてくるユニバーサルエクスプレスだ。これを目当てにカメラを持ったファンが訪れる光景は少ないながらも見られ、今までの桜島線にはなかった光景となっている。ユニバーサルエクスプレスも運転回数が非常に限られており、その分レア度が高くなって撮影者を少なからず惹きつけていると思われる。近年は環状線103系の半数が201系に置き換わっており、ゆめ咲線にも201系が乗り入れるようになり、撮影ファンとしては多種多様な車両が走り、楽しくなってきている。しかし、201系も言わば京阪神緩行からのお下がりで、環状線を含めいつまで経っても大阪の中心部を走る電車は中古のままとなっているのは残念だ。かつてホームページにも書いたことがあったが、USJへの輸送を行うゆめ咲線には大阪駅などから乗った時からUSJの気分を味わえるような造りの電車、現状の外観だけではなく、車内で液晶モニターなどで映画を流すなど工夫を凝らした電車を投入して欲しいものだ。