南海加太線にも他の支線同様3DAYチケットを利用して2回乗っている。1回目はコンパクトカメラを持っての初乗り、2回目はデジカメを持っての乗り直し撮り直しの道中となっている。加太線は非常に遅いのと行き違い待ちの時間が非常に長かった印象がある。加太線には紀淡海峡にトンネルを掘って淡路島、徳島方面を結ぶという壮大で途轍もない話があるが、今のままでは加太線はそのアクセス路線とは使い物にならない。こんな計画が実現するとも思えないが、淡路島及び鉄道を通せる構造になっている鳴門大橋に鉄道を造るには明石大橋が鉄道併用橋とならなかった今、紀淡海峡ルートが淡路島経由で四国に至る鉄道を造る最後の砦とも言える。高松、松山、高知方面は瀬戸大橋ルートで十分と言えるが、徳島へは瀬戸大橋経由では遠回り過ぎて使い物にならない。道路があればそれで十分とも言えるが、新幹線までは必要ないので、在来線程度の鉄道を通しても罰は当たらないと思う。紀淡海峡を越える鉄道となると南海単独のプロジェクトではとても考えられないので、国家プロジェクトの一部となるため、南海のみならずJRも絡んでくると思われるが、四国方面へはJR四国が主体となり、和歌山側は南海が主導権を持つようにして、できる限りJR西日本を排除すれば、大阪南部から淡路島、徳島方面への輸送を南海が独占できるようになる。