EXPRESS DIARY~鉄人日記~

鉄道に関することを日々徒然なるままに書いて行こうと思います。

広電本線・宮島線

2007年12月28日 | 山陽

060730hiroden51022  広電本線には03年8月30日に乗車している。ムーンライト九州で西下して、山陰本線仙崎支線乗り潰し、美祢線乗り直し、岩徳線乗り潰しを行い、宮島口まで戻ってきて、宮島口から広電の乗り潰しに取り掛かった。宮島口駅前であなご飯を購入して、できたてほやほやのアナゴ飯を食べてから広電の乗り潰しにかかった。宮島口駅で1日乗り放題の切符を購入して、グリーンムーバーで宮島線を乗り潰し、そのままグリーンムーバーで本線に入り、広島駅前まで一気に乗り潰した。低床車のLRVには鹿児島市交で一度乗車していたが、連接数が多いグリーンムーバーは見た目にも迫力があり、これぞLRTという印象を強く受けた。郊外線の宮島線は専用軌道、市街地に入る本線では併用軌道という本場のヨーロッパのLRT並の路線を持つ広電だが、並行して走るJR山陽本線と比べると遅いと言われるのがかわいそうなところだ。立派なLRT路線と言えるが、モータリゼーションとの対抗のみならず通常規格の鉄道であるJR山陽本線とも競合があるのは、厳しいところであり、単純に広島~宮島口間などの輸送だけ見れば、スピード面で見劣りするのは否めない。広島の中心地に乗り入れ、駅間距離が短いのでJRに比べてきめ細かなサービスを行えるという利点もあり、非常に健闘していると思う。軌道線内の宮島線ではそれなりのスピードで走るものの、併用軌道の本線に入ると広島市内の渋滞や自動車交通の信号待ちなどがあり思うように走れなくなる。とりわけ紙屋町などを通る相生通りを走るところは交通渋滞はもちろん、ピーク時間帯には電車が渋滞する光景も見られ、所要時分の延伸が問題となるところだ。一番いいのは市内中心部は地下に潜ることだろうが、私企業である広電が単独でできる事業ではない。030830hiroden50045