南海高師浜線はホームページを始めてから初乗りを果たしている。当方が作成しているホームページメインターミナル(EXPRESS)は当初近畿圏の鉄道のダイヤについて個人的に言及していこうということで、とりあえず個人的に興味があるJRの路線や京阪神の私鉄を中心にHPを展開していくつもりで作成を始めた。しかし、一つの路線を深く追及していくサイトは他になんぼでもあるという状況から、特定の路線に固執せず、浅く広く取り上げていく方向に転換した。ただ、手を広げ過ぎて手が回らず内容が浅薄になっているのは片腹痛いところだ。当初は南海を取り上げるにしても本線や高野線などの主要路線のみ取り上げようと思っていたが、他サイトではあまりスポットの当たらない支線も取り上げて、それを独自性の一つにしようということで、まずは近畿圏の私鉄の乗り潰しを始めて、それに伴い乗車したのが南海高師浜線だ。3DAYチケットの出始めの頃に乗車しており、当時はHPは始めたものの、デジカメはまだ持っていなかったので、コンパクトカメラを持って最低限の撮影をしている。この時は年末で、当時風邪をこじらせて入院してしまい、病み上がりの状態で、3DAYチケットの期限のぎりぎりで冬の冷たい雨に打たれながら南海の支線を乗り回したのを思い出す。高師浜線に乗った時は雨は強くなかったが、多奈川線、加太線と乗って行くうちに雨が強くなり、最後に乗った和歌山港線では土砂降り状態で、せっかく乗り入れた和歌山の秘境水軒では駅名板を撮影してさっさと車内に引き上げざるを得ない状態だった。
その後デジカメを購入して、再度南海の支線の乗り直しにまた年末に訪れているが、この時も天候が悪く、高師浜線は何とか曇天模様の中乗車したが、相変わらず最後に乗車することになる和歌山港線に乗った時は前回と同じように土砂降りだった。和歌山港線には中間駅廃止前にも再度乗車しているが、この時も土砂降りだった。たまには和歌山方面に晴れた日に行きたいものだ。高師浜線には2度乗車したのみで、それ以降は乗っていない。羽衣では高師浜線と似たようなJRの支線である羽衣支線が乗り入れてきているが、どちらの路線も変化に乏しく、廃止されることはないだろうが、大きく変化することもなく走り続けていくだろう。