南海和歌山港線には4回ほど乗車している。一度目はここ数日で書いているとおり、高師浜線から始まる南海本線系の支線乗り潰しで乗車しており、この時は土砂降りの中水軒まで行っている。帰りに和歌山港からサザンの指定席に初めて乗ったのもこの時だった。和歌山港線は雨に祟られる道中が多く、中間駅廃止前に訪問した時も冬なのに大雨が降って、台風並みの風が吹いていたのを思い出す。水軒には2度行っており、2回目に訪問した時は、廃止が決定してからで、惜別乗車のファンに紛れて乗車したのを思い出す。さらに廃止日にも和歌山に行っているが、この時は和歌山港線はファンで物凄い混雑となっていたため、乗車は諦めて和歌山市での撮影のみにとどめている。その後、水軒廃止後、和歌山港まで一度乗車しており、この時も帰りにサザンの指定に乗っているが、最初の訪問と同じく雨が降っていた。
和歌山港線は和歌山市~和歌山港間の中間駅がすべて廃止され、フェリー連絡の機能を持つ特急サザンと一般特急、急行のみの運転となり、線内運転の普通はなくなっている。和歌山港から出るフェリーも本四架橋開業の影響で利用者を減らしてかなり減便されており、先行きが怪しい。今後フェリーの動向次第では和歌山港線の存続自体も危ぶまれるのではないかと思う。