EXPRESS DIARY~鉄人日記~

鉄道に関することを日々徒然なるままに書いて行こうと思います。

神鉄有馬線・三田線

2007年12月24日 | 近畿

060604shin3003  神鉄有馬線、三田線は学生時代にぶらっと乗り鉄をした際に乗り潰しは達成している。JR宝塚線とセットで乗車した記憶があるが、三田から新開地までかなりの時間がかかったという印象しかない。粟生線ほど遅いというイメージはないものの、決して速いとは言えない。さすがにJRで尼崎乗り換えをするよりは速いとは思うが、ストレス的には大差ないようにも思える。有馬線は乗り潰したとはいえ、有馬温泉への乗り入れはホームページを始めてからで、公園都市線などとセットで乗っている。最近は3DAYチケットを利用する時にしか神鉄は乗らないという感じになってきている。そんなに遠出するわけではないのに、遠出した気分になるのは電車が相対的に遅かったり、山岳地帯を走るからだろうか?有馬線にはかつて秘境と言われて普通でさえ通過する列車があった菊水山があったが、05年3月のダイヤ改正で休止となっている。一度だけ訪問したことがあるが、とても神戸市内の駅とは思えないところだった。源平の時代で有名な鵯越あたりも神戸市内とは思えないところだが、六甲の山岳地帯を走る神鉄らしい景色が展開されて面白い。ファンには面白いが、毎日利用する人にはこの山岳地帯がネックになって電車はゆっくり走るので迷惑だろうし、鉄道会社としてもトンネルを貫いて神戸の市街地に直結する道路と対決するにはこの鵯越がまさにネックとなっている。有馬線、三田線は谷上から三宮方面へ短絡する北神急行と連絡しているので、そちらのルートを使えば、神戸の中心部への所要時分も短くなるが、何分軌間が異なるため、直通運転できないのがネックとなっている。北神急行とは将来合併する計画もあったが、割高な運賃などで北神急行が不振を極めたり、神鉄自体もモータリゼーション、少子化や震災の影響などで利用が落ち込み合併どころではなくなっているため、合併の話はいつの間にやら聞かれなくなっている。どちらも阪急系なので、合併する必要もないが、運賃のシームレス化やフリーゲージトレインの導入などで直通運転をなんとか可能にして北神急行との関係を強化していくことが神鉄有馬線・三田線の生き残っていく道なのではないかと思う。