週末は秋の18きっぷこと鉄道の日記念乗り放題きっぷなどを利用して山陰に行ってきました。一畑電車の乗り直しをメインとした鉄旅行ですが、今回は夜行バスを利用しました。恥ずかしながら夜行バス初体験です。かつては山陰方面へも夜行列車が走っており、04年夏の木次線遠征の時には急行だいせんを利用しました。安い高いは度返しで、夜行列車があれば優先的に乗るという夜行列車ファンだったので、今の今まで夜行バスは使ったことがありませんでした。鉄優先主義を貫いてきた結果と言えますが、夜移動のメリットは鉄道であれ、バスであれ変わらないなと思います。夜移動するのも鉄効率を高めるためだけなんですが…。急行だいせんは2~3回乗ったことがありますが、いずれもキハ65系エーデルタイプの気動車時代です。その昔は12系+14系の客車列車で、さらに昔は20系が使用されていました。その頃の写真はなく、客車列車はだいせん廃止時に運転されたリバイバル列車の印象が強いぐらいです。
04年夏の遠征時にはまだ出雲は健在だった。この頃はそれほど撮影中心の旅行ではなく、乗り潰しがあくまでもメインだったので、ブルトレ撮影などはあくまでもついでだった。この時も木次線に乗るために宍道にいて、たまたま出雲が通過する時間だったので、ついでに撮ったという感じです。この後、05年に餘部鉄橋で出雲を撮ったあたりから、そろそろ出雲の先行きが怪しいということで、出雲を撮りに、数回山陰に足を運んでいます。
03年夏の山陰遠征時にはまだ存在したキハ58系とっとりライナー。この遠征時に一畑電車を乗り潰しています。ただ、初期の頃なのでいい加減な乗り潰しだったので、今回再遠征することにしました。ちょうど山陰ディスティネーションキャンペーンをしていた時で、一畑電車を含めて山陰地区の鉄道が乗り放題のお得なきっぷがあったので、それを利用しました。行きはキハ181系いなばに乗ったり、キハ58系快速とっとりライナーの走りを堪能したり、昔の山陰を感じられる旅でした。キハ58系とっとりライナーは何回か乗っていますが、比較的平坦で線形のいい鳥取~米子間をかっ飛ばしていた印象が強く残っています。古き良き急行の走りを堪能した感じがしました。今はキハ187系がそれ以上のスピードでぶっ飛ばし、快速はキハ126系が使用されています。重厚長大だった山陰の鉄道の旅も随分変わったものです…さらにそれ以前に遡るともっと変わった印象を受けるのでしょうね。