10月1日土曜日。一畑電車で出雲市に戻り、JR駅下のそば屋で出雲そばを食します。割子そばを注文して、ついでに名物のしじみ汁もつけてもらいます。妙な取り合わせですが、どちらもうまく、しじみ汁はできればご飯も欲しいぐらいでした。出雲そばなど土産も買い込んで、予定より早く出雲から鳥取へと移動します。出雲市から宍道までの間は撮り潰しがまだだったので米子行き普通に乗り込み、撮り潰しを行います。後続のやくもに直江でいきなり追い抜かれたのには驚きましたが、列車密度が高いのか、各駅とも行き違いが多かったです。単線路線でこれだけ行き違いがあるのは四国と山陰ぐらいでしょうか。もっとも、どちら
も近代化から取り残されて、JR発足後に漸く電化された路線ばかりで、未だに非電化の区間が多いのも山陰と四国の路線の特徴と言えそうです。松江からはまったり座って、朝からの疲れを癒します。米子貨物ターミナルにEF64牽引の貨物を見たので、これは米子で向かい撃てるかと思いました。米子で降りて、それの撮影をと思っていましたが、運転所の方に目が行き、とりあえず運転所の車両から・・・と撮影していると早速64の貨物が1番線を通過して行きました。油断大敵です。というかこういう時は集中して64貨物優先で撮りにいくべきなんですが・・・。撮り逃したものは仕方ないので、運転所の車両群をじっくり撮影して、鳥取行き普通を待ちます。米子は並んでいる車両はキハ187にキハ126などかつての国鉄天国に比べると変わった気もしますが、駅構内は陸橋が新しくなっただけで橋上化なども行われず、昔のままの駅舎が残っているので、古きよき国鉄時代の臭いが残る駅です。出雲市も松江も鳥取もみな高架駅になって、どれもこれも似たような構造なのとは大違いです。