10月2日日曜日。前日無理をせずに早めにホテルに入ったので、おかげでぐっすり眠ることができました。もっともNHKの松下幸之助のドラマを見ていたので、それほど長い睡眠時間でもなかったのですが、米子からの移動中によく眠れたので、その分と足してちょうどいい加減な睡眠となりました。朝4時30分に起床して身支度して5時にホテルを出ました。いつも泊まるスーパーホテルですが、チェックアウトの手続きがないので、早朝でも気兼ねなく出て行けます。当然チェックイン時に精算を済ませているので。コンビニで朝飯を買って、改札へと向かいます。改札には誰もいてなかったので仕方なく、そのままホームに上がります。昨年はまかぜに乗った時には人がいたので、はまかぜから有人になるのでしょうか。ホームに上がり、珍しい智頭行きのキハ126系普通を撮影してから浜坂行き普通に乗り込みます。毎度おなじみのキハ47です。以前乗った時はキハ33だったのですが・・・もはやそれもキハ126系投入時に姿を消しました。
乗客は・・・以前乗った時は餘部鉄橋最終年だったので鉄っちゃんが結構いてましたが、今回は18シーズンでもなく、マイナーな鉄道の日記念乗り放題きっぷは鉄っちゃんの中でも一般的にも利用する人が少ないようで、始発の浜坂行きも地元の人がほんと数人乗っている程度でした。浜坂で豊岡行きに乗換え、餘部で降ります。餘部で降りたのは私一人だけ。ホームには誰もおらず、鉄っちゃんの姿も全く見当たりませんでした。橋が架け替えられてから初めて餘部で降りましたが、結構様相は変わっていますね。高台に駅があるので、町へは長い坂道を下りていかなければならないのは相変わらずですが、写真撮影のためのお立ち台へも、一旦坂道を下りてから、分かれ道を上っていかなければなりません。以前はホームから直接は入れたのですが・・・ノリ面の補修などを行い、ホームが反対側に付けられたので、回り道をさせられることになりました。お立ち台にも誰もおらず、独占状態です。はまかぜを最後に撮った時は既にお立ち台には工事で入れない状態だったので、久しぶりのお立ち台です。鉄橋がよく見えますが、旧鉄橋ほどの趣はありません。トンネルに入るまで 一直線だった旧鉄橋は最初から最後まで絵になる感じでしたが、新しい橋梁はトンネルを出たところで線路を振っているので、如何にも後付けしましたというのが丸わかりの構造になっており、その点も含めて被写体としてはいまいちかなと思いました。はまかぜまで対向列車もなく、その後に出雲が走るわけでもなく、はまかぜ1本を撮ったら次の列車で即退散となりました。ジオパーク号などの運転もあるので、それなりに被写体はあるにはあるのですが、如何せん時間を潰すのに苦労をしそうだったので退散することにしました。乗り込んだ普通も当然キハ47。通学時間帯なのに空いているのは学校が休みだからなんでしょうか。さすがに豊岡に近づくにつれて高校生がたくさん乗ってきて、城崎温泉では観光客らしき人々も乗ってきて賑やかになります。山陰線城崎温泉以西は香住までがメインでそれ以降は利用者が漸減というより激減する感じですね。これでは特急はまかぜも1往復香住止まりとなるはずです。