EXPRESS DIARY~鉄人日記~

鉄道に関することを日々徒然なるままに書いて行こうと思います。

関東遠征6~日比谷線・スカイツリー・銀座線・浅草線~

2011年10月16日 | 地下鉄

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111008isezakiasakusa  千代田線に乗って北千住まで来て、日比谷線に乗り換えて都心方面へと戻ります。上野近辺で用事があったので、とりあえず日比谷線撮り潰しを上野まで行い、一旦メトロ撮り潰しを中断。夕方16時頃に上野で荷物を出して、蒲田のホテルにチェックインする前にメトロ撮り潰しを再開します。その前にせっかくなので浅草まで行って、隅田川で東武の撮影をします。スカイツリーが望めるところで、ちょっとした観光地になっており、川べりで写真を撮る人がたくさんいました。電車と絡めて撮る人はごくごく限られた人です。隅田川橋梁は電車が隠れる部分が多いのであまりいい画にはなりませんが、スカイツリーとの組合せで今後人気を博すスポットになるように思います。

 それにしても浅草は東武のターミナルを見ると寂れたイメージがありますが、観光地としては東京でも屈指のブランドであることがわかります。大阪人から見るとあまり強い印象はないのですが、東京近郊では今なお浅草ブランドは健在のようですし、全国的に見ても浅草寺など東京観光のメインを張るところでもあります。近くにスカイツリーもできることですし、観光地として再売り込みをしていく必要があるのではないかと思います。宣伝しなくても来てくれるという部分があるようにも思いますが、関西では宣伝不足もあって、浅草といえば、東京駅から行きにくいところというイメージしかないのではないかと思うのです。実際東京に出て、乗換えが不便とは言え、JRで行けるディズニーランドと比べると、ややこしい地下鉄に乗り換えて行かなければならない浅草は行きにくいところという印象が強いように思います。新幹線品川などで品川から電車で1本(京急~都営浅草線)で行けることをもっとアピールしてもよさそうに思います。羽田でも同様でしょう。

111008isezakiasakusa2  浅草見物・・・というほどでもありませんが、隅田川での撮影を終えて、腹が減ったので富士そばでそばを食して、銀座線撮り潰しにかかります。といっても上野までの短い区間で、上野からは日比谷線で・・・と気合を入れてみたものの、しんどくなってきたので東銀座まで乗り通して、東銀座から都営浅草線に乗り換えます。日比谷線を集中的にという思いもありましたが、都営も使える1日乗車券を購入したのでせっかくなので都営線にも乗ることにしました。

 銀座線は単一の車両ばかりなので面白味に欠けますが、日比谷線と浅草線は直通車両がたくさん走るので面白いです。浅草線では都営車よりも京急車の姿がかなり目立ち、都営線なのか京急線なのかわからない状態です。そこに京成車が入ってきて、さらには北総の車両なども入ってくるのでバラエティに富んでいるという点では東京でもピカ一です。泉岳寺に到着し、ここから京急に入るため、一旦下車してSuicaで入場します。泉岳寺はターミナル駅のイメージが強いですが、利用者はそれほど多くないですね。西馬込方面へも撮り潰しで・・・という気持ちは既に途切れかかっている時間帯だけに、1駅だけ2100形のクロスシートに身を委ねて、品川で京浜東北線に乗り換えて、ホテルを取っていた蒲田へと向かいました。

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関東遠征5~副都心線・千代田線~

2011年10月15日 | 乗り鉄

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111008chiyoda6131 新宿三丁目から副都心線に乗ります。開業当初に既に乗り潰し済みです。東新宿などで降りたことはありますが、新宿三丁目で降りて少し疲れたので、とりあえず渋谷まで行って東急渋谷でも見物しようかと思いました。途中駅で降りずにとりあえず渋谷へと思いながらも明治神宮前で千代田線乗換えという案内があったので、ここで副都心線から離れて千代田線へと向かうことにしました。副都心線は2012年度予定の東横線との直通開始もあるので、先々訪問の機会もあるだろうからとりあえず、保留して、千代田線へと移行することにした。

111008chiyodajr23312   千代田線に乗り換えて明治神宮前からとりあえず座って眠ることにした。目が覚めたのは湯島手前だったので、湯島から活動を開始。都心部をパスしたのは痛いが、末端部から攻めていけば各駅撮り潰しも楽になる。千代田線では新型の16000系を見てみたいと思っていたが、来る電車はJRの233系ばかりだ。以前千代田線に乗ったときもほとんど居眠っていたが、6000系は加減速の際の揺れがひどく頭をガンガン打ちつけられた覚えがある。その点233系は加減速ともスムーズで、それでいて結構飛ばすので快適に眠れる。湯島から北千住の間で撮り潰しを行い、2段構造のホームに若干の手間がかかったが、とりあえず無事に北千住に到着した。途中色々な電車に乗り換えるので、233系はもとより小田急4000系や千代田線6000系、そして真打ちの16000系にも巡り遭えた。地下鉄撮り潰しは少々疲れるがなかなか面白い。大阪市交と違い、3社直通も珍しくないので、色々な車両が楽しめると言う点では東京地下鉄撮り潰しの方がはるかに面白いかもしれない。

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関東遠征4~東京地下鉄丸ノ内線~

2011年10月14日 | 乗り鉄

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111008marunouchiogikubo  中央線で荻窪に移動して、荻窪から再び地下行脚です。丸の内線に乗ります。以前乗り潰していますが、荻窪では支線乗り潰しのために、地上に出ずに折り返しているので、地上から丸の内線荻窪に進入するのは初めてです。意外にわかりにくい入口から地下へと潜っていきます。古い地下鉄だけに地下の浅いところにホームがあるので、それほど不便さは感じません。丸の内線電車はワンマン運転を行っているんですね。ホームドアも設置されており、混雑路線でありながら進んでいる感があります。大阪でも千日前線などの閑散路線では早急にワンマン運転を行うべきでしょう。荻窪からも1駅1駅降りては撮り降りては撮りしていき111008marunouchiogikubo3 ます。1駅ごとに地上に上がっていきたいところですが、それをやると1本後どこ
ろか2本待ちになりかねないので、地下にとどまり、ホーム撮影のみとしています。地上に出て表の空気を吸えば、もう少しどこをどう走っているのかよくわかるのですが・・・如何せん東京の地理には疎いもので。どこの都市でもそうですが、歩き回るのが一番なんでしょうね。もっとも歩き回るには東京は広すぎますし、大阪でも大概なので、東京はともかく、大阪では自転車で動き回るのもいいかなと最近思っています。方南町からの支線も撮り歩きしたいところですが、時間の関係で今回はパス。いずれも乗り潰しは終わっているのですがね・・・。新宿に近づくに連れて利用者が大幅に増えていき、新宿到着寸前にはかなりパンパンの状態になっていました。新宿で大量下車があり、新宿三丁目でさらに減って都心へと向かっていきました。私は新宿三丁目で降りて、副都心線に乗り換えました。

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関東遠征3~東京地下鉄東西線~

2011年10月13日 | 乗り鉄

111008tozai15005 車内外ともに格好よさを持つ最新鋭の東西線15000系

111008waseda  都電荒川線早稲田から歩いて地下鉄東西線早稲田を目指して歩きました。途中早稲田大学キャンパスなどを見ながら大学通らしい雰囲気の中を歩いて行きました。大通に出たところで道を間違えて全然違う方向に歩いて行きましたが、途中で地図と周囲の雰囲気を見て、明らかに違う方向に進んでいることに気づき引き返しました。何とか地下鉄早稲田の駅を見つけました。学生が非常に多く、学生街の駅という印象が強いです。ここからどうするか何も考えていなかったので、時間潰しも兼ねて東京メトロの各駅を見て回ることにしました。早速1日乗車券を購入して、まずは東西線を西へと向かいます。高田馬場で大半の乗客が降りていき、中野方面へ向かう人はごくわずかでした。電車は新型の15000系や05系に乗車。15000系は最近の東京メトロ共通の車内の造りで、なかなか好感の持てる車両です。国鉄~JR東日本、同様営団~東京地下鉄もただ単に人を運ぶ箱といった印象が強かったですが、最近になっていいクルマを造りだしてきた印象があります。中野は以前にも足を運んだことがあると言うより東西線乗り潰しで乗って来ているので、物珍しさはありません。中野から折り返しても仕方ないので、一旦改札を出て、JRに乗り換えて荻窪を目指すことにします。緩行線でも良かったのですが、ここはやっぱり中央快速に乗って荻窪へと足を進めます。中央特快は荻窪には停まらないんですね・・・危うく誤乗するところでした。

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関東遠征2~都電荒川線~

2011年10月12日 | 乗り鉄

111008todenwaseda 早稲田…というと早稲田大学だが、キャンパスは停留所からは少し離れている

 夜行バスで東京に着いて、まずはと・・・昼から上野近辺で用事があるので、上野のコインロッカーに荷物を入れて、北斗星の撮影に向かいます。ところが・・・大宮駅での線路内立ち入りの放送が流れ、宇都宮線、高崎線がストップとのこと。これではしばらく時間がかかるし、北斗星の遅れも見込まれるので、早々にこの日の撮影は中止としました。昼間で時間が空くので、とりあえずどうしようかと思案して、都電の撮り潰しに向かうことにしまし111008toden7003た。前回の夏の遠征時に三ノ輪橋~王子駅前間を撮影しているので、今回は王子駅前~早稲田間に乗車、撮影します。京浜東北線で王子まで行き、都電に乗換えます。王子は南北線も乗り入れており、ささやかながらも東京北部の交通結節点になっています。東京北部の交通結節点と言えば赤羽がその代表と言えますが、いずれもJRの路線ばかりなので、地下鉄や公営鉄道が集まるという点では王子も重要度が高いところの一つと言えそうです。もっとももう少し南に下れば巨大結節点の日暮里があり、西日暮里もそれ相応の結節点になっているので、それらと比べると地味な印象は拭えません。

 王子駅前出発時点でかなり乗客が乗っており、一番後ろに立ってかぶりつきました。大塚駅前までが輸送のメインなようで、大半が同停留所で降りていきました。早稲田までは閑散と言うほどではないものの、のんびりした路面電車らしい車内風景でした。既に乗車済みなので、早稲田での乗降分離(この日は利用が少ないからか分離していなかった)型の停留所も頭の片隅に残っていた。早稲田からは折り返して大塚駅前あたりまで乗ってもよかったが、それでは面白くないので、地下鉄早稲田を目指して歩きました。

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関東遠征~ドリーム号に乗る~

2011年10月11日 | 近畿

111007kyotoef510192 意外な列車EF510が登場して期待外れだった京都駅での撮影

 10月7日金曜日。前週の山陰遠征に続き、夜行バスを利用して関東に遠征しました。今回も前回同様京都から夜行バスに乗ります。新木場行きのドリーム号です。京都発23時59分というかなり遅い時間帯の発車で、東京駅着が7時29分と到着はいい時間帯です。季節便らしく週末などを中心に運行されているようです。たまたま座席が取れたので、2週連続夜行バスとなりました。夜行はバスかサンライズを利用するしかありませんが、コストを考えるとサンライズは割高なので、新幹線と天秤にかけても負けてしまいます。その点夜行バスは割安ですね。2階席はいいところが空いてなかったので、1階の1人席を指定しました。今回は前週の反省からきっちり紙出ししていきました。前週よりも少し遅く家を出て、23時過ぎに京都駅に到着。明らかに早着です。しかし、今回はとある目的を持って早く京都へと出向きました。その目的とは京都駅でのスーパーレールカーゴ撮影です。京都駅0番線隣の中線を通過するので、高槻と並んで画になる写真が撮れる京都駅で一度SRCを撮ってみたかったのです。実際にはSRCを撮るにしてもかなり早い到着でしたが、深夜時間帯は新快速が20分毎にしかないので、1本逃すとかなり遅くなるので、早めに着いて撮影の段取りをします。0番ホームで待ち構えます。0番ホームは急行きたぐにまで何も来ないので、気楽に列車を待てます。もっとも3連休の週末とあってか遠出の様相の人や登山ルックな人たちが0時過ぎ出発のきたぐにを待っていました。SRCは23時40分までには通過するだろうと思って待っていましたが、3つのヘッドライトを輝かせて通過していったのはEF510の貨物でした。待てど暮らせどSRCは来ず、さすがに40分を過ぎるとバスが気になるので、ここは断腸の思いでバス乗り場へと向かいました。SRCは最終電車に乗れば、帰宅できる時間帯の通過だったはずなので、またチャレンジしたいと思います。

111008dream  ドリーム号は0時を前にして出発ラッシュのようで、前の便が次々とバス乗り場を出発して行きました。まさに夜行バス時代全盛を感じさせますね。京都でこれですから、大阪もさぞ多数の便が発着しているのでしょうね。それでも全台合わせても列車に仕立てれば大した編成両数にならないのでしょう。銀河では太刀打ちできなかったので格安夜行でという話が出ないのもそれだけ需要がないということが言えるのかもしれません。夜行利用はバスで十分と言ったところなんでしょうね。もっとも先般新名神で事故が起こったように夜行バスは必ずしも安全とも言い切れません。車両の不具合か何かで炎上してしまったこともありました。深夜の高速道路を走るだけに事故が全くないということもありませんし、渋滞に巻き込まれることも当然あるでしょう。そう考えると夜行列車にもつけ入る隙はあるように思うのですが、どうなんでしょうね。東阪間は旅客3社に跨っての運行となることもあり、うまく列車を設定することができないということもあるのでしょうね。

111008dream2  23時55分頃我がドリーム号が入線?早速乗車が開始されます。今回は紙を出して来たのでスムーズに乗車できました。1階席22Aが私の席でしたが、運転席直後のある意味VIPな席でした。前には席がないので足は当然延ばし放題。但し、リクライニングはやはり後ろが気になって少し控えめにならざるを得ません。しかも、後ろは2人席なので、通路側の人まで気になってあまり深くリクライニングできませんでした。今回は土山で休憩時間が取られるというアナウンスがあり、SAでトイレ休憩が取るバスもあることが判明しました。もっともトイレ付きのバスだし、基本寝る前にトイレに行けば、起きるまで用は足さなくても大丈夫な性質なので、深夜に休憩が必要かどうかは何とも言えません。他の人がごそごそして起こされるのはちょっと嫌やなと言うのも少しあります。なにはともあれバスは定刻よりも少し遅れて京都駅を出ました。1人席なので、遠慮がちながらカーテンを少し開けて外を眺めてみました。バスは京都南から高速に入るのではなく京都東から入るようです。よく見ていないのとひょっとすると大津だったりするかもしれませんが…。外を見ても暗いだけなので、早々に眠りに付きました。途中件の土山到着の放送で目が覚めましたが、ここはパスして眠りに徹することにしました。そのあとも途中三方ヶ原PAに停まったとか何とかいうときにも目が覚めた気がしましたが、記憶はおぼろげです。爆睡したということはないものの結構寝ているもので、前回の出雲行きでも同様でした。本格的に目が覚めたのは東名江田のバス停停車辺りでしょうか。東急と地下鉄あざみ野駅に近いらしいのですが、意外に降りていく人がいたので、そこから目が覚めてきました。また、快調に走ってきたバスが渋滞につかまったの111008dream3 か足が鈍ってきたのも江田を過ぎてからでした。トロトロ走りになってきたのでどういう状況かカーテンの隙間から外を覗き見ると結構な渋滞でした。どうやら用賀というところから東名から首都高に入るようで、そこで渋滞しているようでした。池尻大橋を越えて都内中心部に入っていくと逆にスイスイ走るようになりました。都内の交通事情に疎いのでよくわかりませんが、通勤ラッシュによる渋滞ではないような感じでした。都内をしばらく走り、どこで下りたのか忘れましたが、霞が関に到着。こんなところで降りる人がいて驚きましたが、官庁街に早朝から用があるのでしょうか?空いている都内の道を走って5分強ほど遅れて東京駅に到着。あまり見慣れぬ日本橋口のバス降り場に到着です。他のドリーム号も到着しており、お上りさんで一時的にごった返していました。都心へ向かう便だけに渋滞もあり得るので、予定では30分以上は余裕を見て行程を立てましたが、意外にスムーズに走りました。多少の渋滞は折り込み済みでダイヤが組まれていのでしょうね。阪急の淡路での信号待ちみたいなもんでしょうか…?

080113tokaido24ginga2 この旅情を醸し出す青い車体が懐かしい


北近畿を行く

2011年10月10日 | JR西日本

111002fukuchiyama183b66ko2  10月2日日曜日。餘部から豊岡まで気動車で移動して、豊岡から223系電車で福知山を目指します。途中城崎温泉で降りて温泉にでも・・・と思いましたが、駅前のさとの湯も開いていないので、今回は見送りました。豊岡駅は駅舎が建て替わっており、見物したいところですが、接続時間があまりなかったので、こちらも今回は見送り。最近北近畿地区にはよく来ているので、若干飽きてきているところもあります。でもまた来なければならない理由を作ってしまった気がします。223系は豊岡出発時点で席が埋まる程度の乗りでした。途中の八鹿や養父で高校生などがたくさん乗り込んできて、車内は立ち客が出るほどの盛況ぶりになりました。もっとも高校生はほとんどが県境は越えないので、和田山あたりまでで大半が降りていきました。城崎温泉からも旅行者がなんぼか乗ってきてましたが、豊岡からも結構旅行者の姿が目立ちました。特急の運転が少ない時間帯なんでしょうか?乗り放題きっぷを利用しているとは思えない感じの人が多かったです。府県境を越えるとまた高校生が乗り込んできて、多少賑やかになって福知山に到着しました。山陰線連絡の普通まで少し時間があるので、改札を出て食料を調達します。駅そばがなくなっておにぎりやパンなどで済ますことが多くなりました。駅は綺麗になっても、その駅固有のものがなくなっていくのは寂しいものがあります。大江の鬼そばをもう一度食べてみたいものです。

111002sanin223f2  福知山からは山陰線で京都へ向かいます。綾部で特急まいづるの分割併合を撮る予定で、その後はやる気次第でどこかで撮影と思っていました。綾部で意気揚々と降りて、次の特急到着を待ちましたが、到着番線を見て愕然としました。以前183系の分割併合を撮った時には2番線で併結作業を行っていましたが、今回は1番線での作業となっていました。何でかはわかりませんが、1番線では撮りにくいので一気にやる気が失せました。さらに287系の併結作業を見たかったのですが、タンゴディスカバリーの気動車が入るスジに当たってしまい、見事に期待を裏切られることになりました。以前ならタンゴディスカバリーの愛称が出てくるので、どんな車両が来るかよくわかりましたが、はしだて、まいづるに愛称名が統一されてしまい、こういった勘違いが発生してしまいました。次の電車は1時間後なので、とりあえず不本意111002maiduruktr8013 ながらもタンゴディスカバリー気動車同士の併結作業を動画で撮影して、あまり手放しで喜べない収穫をもって綾部を辞しました。綾部からも223系普通に乗車します。たまに113系も走っていますが、大半は223系で運転されていますね。とりわけ山陰線園部方面へは223系の比率が高いように思います。途中立木あたりで降りて撮影しようかと思いましたが、なんかやる気がなくなり、園部まで乗り通してしまいました。園部からも快速に乗り、帰宅モードです。とりあえず京都に出て、朝からパンしか食べていなかったので、そばでお腹を満たしました。

 京都からそのままお帰りモードでしたが、少し休憩して元気とやる気を取り戻して、再び嵯峨野線に入り、円町で183系はしだて、二条で287系はしだて、まいづるを撮影して帰宅しました。それにしても嵯峨野線はこの時期、まだ観光シーズンには早いものの、電車が短いこともあり、京都行き電車は嵯峨嵐山からかなり混み合っていますね。もみじのシーズンになると6両や8両に増結される電車も多くなりますが、通常期では4両編成ばかりで車内が混み合っています。土日だけでも増結できないものかと思います。

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新装餘部鉄橋を撮る

2011年10月09日 | JR西日本

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 10月2日日曜日。前日無理をせずに早めにホテルに入ったので、おかげでぐっすり眠ることができました。もっともNHKの松下幸之助のドラマを見ていたので、それほど長い睡眠時間でもなかったのですが、米子からの移動中によく眠れたので、その分と足してちょうどいい加減な睡眠となりました。朝4時30分に起床して身支度して5時にホテルを出ました。いつも泊まるスーパーホテルですが、チェックアウトの手続きがないので、早朝でも気兼ねなく出て行けます。当然チェックイン時に精算を済ませているので。コンビニで朝飯を買って、改札へと向かいます。改札には誰もいてなかったので仕方なく、そのままホームに上がります。昨年はまかぜに乗った時には人がいたので、はまかぜから有人になるのでしょうか。ホームに上がり、珍しい智頭行きのキハ126系普通を撮影してから浜坂行き普通に乗り込みます。毎度おなじみのキハ47です。以前乗った時はキハ33だったのですが・・・もはやそれもキハ126系投入時に姿を消しました。

111002sanin4780  乗客は・・・以前乗った時は餘部鉄橋最終年だったので鉄っちゃんが結構いてましたが、今回は18シーズンでもなく、マイナーな鉄道の日記念乗り放題きっぷは鉄っちゃんの中でも一般的にも利用する人が少ないようで、始発の浜坂行きも地元の人がほんと数人乗っている程度でした。浜坂で豊岡行きに乗換え、餘部で降ります。餘部で降りたのは私一人だけ。ホームには誰もおらず、鉄っちゃんの姿も全く見当たりませんでした。橋が架け替えられてから初めて餘部で降りましたが、結構様相は変わっていますね。高台に駅があるので、町へは長い坂道を下りていかなければならないのは相変わらずですが、写真撮影のためのお立ち台へも、一旦坂道を下りてから、分かれ道を上っていかなければなりません。以前はホームから直接は入れたのですが・・・ノリ面の補修などを行い、ホームが反対側に付けられたので、回り道をさせられることになりました。お立ち台にも誰もおらず、独占状態です。はまかぜを最後に撮った時は既にお立ち台には工事で入れない状態だったので、久しぶりのお立ち台です。鉄橋がよく見えますが、旧鉄橋ほどの趣はありません。トンネルに入るまで111002saninamarube 一直線だった旧鉄橋は最初から最後まで絵になる感じでしたが、新しい橋梁はトンネルを出たところで線路を振っているので、如何にも後付けしましたというのが丸わかりの構造になっており、その点も含めて被写体としてはいまいちかなと思いました。はまかぜまで対向列車もなく、その後に出雲が走るわけでもなく、はまかぜ1本を撮ったら次の列車で即退散となりました。ジオパーク号などの運転もあるので、それなりに被写体はあるにはあるのですが、如何せん時間を潰すのに苦労をしそうだったので退散することにしました。乗り込んだ普通も当然キハ47。通学時間帯なのに空いているのは学校が休みだからなんでしょうか。さすがに豊岡に近づくにつれて高校生がたくさん乗ってきて、城崎温泉では観光客らしき人々も乗ってきて賑やかになります。山陰線城崎温泉以西は香住までがメインでそれ以降は利用者が漸減というより激減する感じですね。これでは特急はまかぜも1往復香住止まりとなるはずです。

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山陰本線を行く~米子~鳥取間~

2011年10月08日 | JR西日本

111001sanin4714 山陰本線普通の主力はまだまだキハ47系/米子

111001sanin12615 10月1日土曜日。米子でちょっと撮影して、再び山陰線で鳥取へと移動します。この日は鳥取で宿を取っていました。時間帯が悪く、キハ47系普通で延々と鳥取まで移動しました。昨年夏にも境線乗り直しの際に同様に、米子~鳥取間を普通で乗り通しています。前回より少し早い時間だったので、列車密度が多少低かったのか行き違い待ちや通過待ちが少なく、意外に早く着きました。もっとも同区間は快速とっとりライナーでの移動が昔は主流だったのですが、高速化時に特急が増発されて、その分とっとりライナーが減便されたり、停車駅が増えたりして、使い勝手が悪くなりました。18ユーザーとしては痛いところですが、特急は特急料金を支払うに値する走りをするので、急ぐなら特急、ケチるなら居住性は若干悪いが普通で我慢というのが主流となりそうです。できれば普通にもキハ121系をバンバン導入して欲しいものです。

111001sanintottori  米子を出た時点では各ボックスが埋まる程度で乗車率は低いです。先行してスーパーおきが走っていたので、お急ぎの方はそちらを利用しているのでしょう。キハ47系でも高速化された線路を走るので、結構サクサク走ります。1ボックスを占有できるので、空いていれば居住性もそれほど悪くありません。ただ、鳥取近郊に入ると学生や高校生などの利用が増えてきて、席が埋まり始めます。昨年乗ったスジでは完全に学生と高校生の帰宅時間に差し掛かったため、鳥取を目の前にかなり混雑していました。今回は2本ほど前を走る列車だったので、思いのほか空いていました。それでもボックスに何人か座ると言う程度にはなっていましたが・・・でも2両編成なので余り乗っていませんね。無事に鳥取に到着。17時台でしたが、既に夕暮れ時となっており、秋の日はつるべ落としと言うことを改めて実感します。空模様も秋空になっており、暑かった夏が漸く終わったのかなと思った次第です。鳥取到着後はホテルに入るだけですが、せっかくなので鳥取名物の駅弁をと弁当屋を覗くとかにずしは売り切れ。めぼしいところは売り切ればかりでした。残っている中でうまそうに見えたイカすみ弁当黒めしを購入してホテルへとチェックインしました。チェックイン後、夕食に件の弁当を食べました。少し甘い感じがしましたが、なかなか美味です。いつもかに系ばかり食べているので、たまには違うものを食べるのもいいなと思いました。

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昔の山陰線の面影を残す米子

2011年10月07日 | JR西日本

111001sanin4728 姫新線塗装のまま活躍するキハ47系/米子

111001sanin381129yakumo  10月1日土曜日。一畑電車で出雲市に戻り、JR駅下のそば屋で出雲そばを食します。割子そばを注文して、ついでに名物のしじみ汁もつけてもらいます。妙な取り合わせですが、どちらもうまく、しじみ汁はできればご飯も欲しいぐらいでした。出雲そばなど土産も買い込んで、予定より早く出雲から鳥取へと移動します。出雲市から宍道までの間は撮り潰しがまだだったので米子行き普通に乗り込み、撮り潰しを行います。後続のやくもに直江でいきなり追い抜かれたのには驚きましたが、列車密度が高いのか、各駅とも行き違いが多かったです。単線路線でこれだけ行き違いがあるのは四国と山陰ぐらいでしょうか。もっとも、どちら111001sanin472004 も近代化から取り残されて、JR発足後に漸く電化された路線ばかりで、未だに非電化の区間が多いのも山陰と四国の路線の特徴と言えそうです。松江からはまったり座って、朝からの疲れを癒します。米子貨物ターミナルにEF64牽引の貨物を見たので、これは米子で向かい撃てるかと思いました。米子で降りて、それの撮影をと思っていましたが、運転所の方に目が行き、とりあえず運転所の車両から・・・と撮影していると早速64の貨物が1番線を通過して行きました。油断大敵です。というかこういう時は集中して64貨物優先で撮りにいくべきなんですが・・・。撮り逃したものは仕方ないので、運転所の車両群をじっくり撮影して、鳥取行き普通を待ちます。米子は並んでいる車両はキハ187にキハ126などかつての国鉄天国に比べると変わった気もしますが、駅構内は陸橋が新しくなっただけで橋上化なども行われず、昔のままの駅舎が残っているので、古きよき国鉄時代の臭いが残る駅です。出雲市も松江も鳥取もみな高架駅になって、どれもこれも似たような構造なのとは大違いです。

111001saninef6472 山男EF64の姿も見られる米子運転所


一畑電車乗り直しの旅2

2011年10月06日 | ローカル線

111001ichibatamatsueshinji 松江しんじ湖温泉駅前にある足湯

111001ichibata3018  10月1日土曜日。一畑電車奇行第3弾。松江しんじ湖に到着後、とりあえず駅前の足湯で疲れを癒します。どこか温泉でも浸かれるところがあれば・・・と思うのですが、日帰り入浴できる施設はなさげなので、JR松江まで歩くか、一畑で出雲方面へ戻るかの二者択一となります。どこかで降りて撮影というのもありますが、60分毎の運転ではそれもなかなか厳しい。仕方なく、折り返しの電車に乗って出雲市へと向かいました。出雲市からJRに乗る必要があったので、一畑電車で戻るというのは半ば決定事項でした。再度同じ電車に乗り込みます。ラムサール条約が描かれたズームカーです。松江しんじ湖温泉を出る時は席が埋まる程度の111001ichibata30182 乗りでした。待合室では結構人がいるものだと思いましたが、電車に乗ってみるとそうでもありません。運転本数が少ないから利用が少ないのか、利用が少ないから運転本数が少ないのか。沿線の宅地状況を見る限りではおそらく後者なんでしょう。松江しんじ湖温泉からJR松江方面へLRTを造って、一畑電車と直通させれば、もう少し利用が増えそうな気もしますが、実現しそうにありません。松江イングリッシュガーデン前や松江フォーゲルパーク前などで行楽客を降ろして身軽な状態で西へと向かいます。雲州平田でもわずかに降車があり、あとは川跡で出雲大社方面へ乗り換える客と出雲市へ向かう客だけと言っても過言ではない状態でした。電車は意外にも70km/h程度で飛ばすので、意外に遅くは感じません。線路状態もそこそこいいので、もっと速く走れるように整備すれば普通であってもそれなりの所要時分で松江~出雲市間を走れるのではないでしょうか。JRと対抗する必要性は今更ありませんが、対マイカーを考えるならスピードアップや先に書いたような観光列車の導入は必要です。


一畑電車乗り直しの旅

2011年10月05日 | ローカル線

111001ichibata522 古き良き時代を彷彿させるデハニ52の車内

111001ichibataizumotaisya  10月1日土曜日。旧大社駅を見物後、出雲大社前駅に戻り、続いてデハニの見物を行います。9時前に着いたので、待合室の自販機で一息入れます。出雲そばでも食べたかったのですが、時間が早くどの店も閉まっていました。大阪なら朝から立ち食いが開いているのですが・・・。9時になり、改札が始まったので、9時08分の電車が出る時間までのわずかですが、デハニの見物を行いました。車内にも入れるので、中に入って写真を撮ったりしましたが、誰も見物していませんでした。時間が早いので観光客自体がまばらだったので仕方がないと思います。一畑電車はRailwaysの映画を中心に鉄道ファン向けのイベントなども多いので、来訪するファンも多いのではないかと思います。経営的に厳しいところもあると思うので、興味のあるファンは電車で出雲大社へと足を運んで欲しいものです。
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 大社線電車で川跡へと戻り、川跡で北松江線電車に乗り換えます。上り電車に乗り換え、一路松江しんじ湖温泉へと向かいます。車内は結構賑わっており、途中雲州平田で鉄道ファンらしき人が降りていき、若干車内が減りましたが、松江しんじ湖に向かって利用は増えていきました。以前来訪時に雲州平田で降りて撮影を試みたことがありましたが、今回はそこをパスしてかぶりつき撮影に力を入れました。とりわけ一畑口のスイッチバックは見ものなので、楽しみにしていました。動画で撮ってみましたが、ちょうど対向列車もあり、面白い光景を見ることができました。ただ、ここでのスイッチバックはダイヤ上のネックになっているのは確かなところで、松江~出雲市間の都市間輸送や松江~出雲大社間で
の輸送を考えると足かせになるところです。宍道湖に沿って走るので、車窓もなかなか変化に富んでおり、トロッコ列車などを走らせても面白い路線だと思います。現在は余り呼び物になるようなものがないので、ロマンスカー導入やトロッコ列車など何か呼び物になるものが欲しいところです。デハニだけでは一般の観光客を呼ぶのは厳しいように思います。


一畑電車に乗って出雲大社へ

2011年10月04日 | ローカル線

111001ichibata3005 元南海のズームカーが活躍する一畑電車/電鉄出雲市

 10月1日土曜日。夜行の出雲エクスプレス京都号で出雲市駅に到着。早朝6時30分頃定時に到着しました。早朝到着だけに定刻通り運行されるものです。ここからは通常の鉄活動を行います。とりあえず駅の手洗いで用を足したり、顔を洗ったりして身支度を整えます。JRではなく、一畑電車電鉄出雲市へと向かい、券売機で1日乗車券を購入。1500円なり。ちょっと高めですが、松江しんじ湖温泉~電鉄出雲市間が790円なので、十分元は取れそうです。土休日はほぼ毎時1本しか電車がないため、7時08分まで待合室で朝食のパンをかじりながら電車を待ちます。改札が始まり、ホームへと上がると見慣れた?というか懐かしのズームカーが停車していました。懐かしのと書いたものの、南海で活躍している時には見たことも乗ったこともありません。以前一畑電車に乗った時に当地で初乗車を果たしたので、私の印象は南海と言うより一畑の電車という感じがしないでもないです。これに乗ってまずは川跡へと向かいます。同所で大社線に乗換え、出雲大社前へと向かいます。川跡での接続は見事なもので、北松江線上り電車から大社線上り電車が先に川跡に着く様子が見られ、上り北松江線電車が川跡に着くと下り電車も同時に到着し、大社線電車も交えて3列車が相互に接続及び交換を行う形になっています。北松江線電車が出発して、その後に少し遅れて大社線電車が出発します。この様子も下り北松江線電車の後部から見るとよくわかります。

111001ichibata2114 元京王5000系が並ぶ川跡駅

 川跡で乗り換えた大社線電車は元京王5000系でした。車内ロングシートのタイプで、豪華な特別仕様の転換クロスシートを備えた車両ではなかったのは残念です。おそらくそのタイプは急行に使用されているのでしょう。大社線は意外にサクサクと走り、途中高浜付近の保育園にデハ6、デハ3の姿を見ます。急行のヘッドマーク付きで屋外保存の割りに状態はよさそうです。同じ塗装のデハニは出雲大社前駅で展示中と言うことなので、そちらは到着後に見物することにしていましたが、途中で同じタイプの電車と遭遇すると111001ichibata52 は・・・。帰りに気づいたのですが、大社線からは出雲ドームも望むことができるなど、ミニ路線にしてはなかなか見所が多い路線です。他にも撮影して回りたい所がたくさんありました・・・相変わらず急ぎの旅なので十分に見て回れませんでしたが・・・。終点の出雲大社前に到着。デハニの姿は確かにありましたが、見学時間は9時からと言うことで、とりあえず出雲大社へ参拝します。出雲大社までは歩いて10分程度と便利な距離にあるので、次の電車は厳しいですが、その次ぎの電車までには余裕で間に合います。荘厳な印象を受ける出雲大社の参拝を軽く終えて、続いて駅を通り過ぎて旧大社駅の見物へと向かいます。歩いて15分程度でしょうか。意外に近かったです。もう少し時間がかかるかと思っていたので、出雲大社での滞在時間を長く取っていましたが、近かったおかげで1本早い電車に乗れました。
111001izumotaisya 旧大社駅はなかなか立派な日本家屋風の駅本屋が印象的です。洋館風の出雲大社前駅とは対称的な造りです。駅周辺は駅があった時代のままのようで、バスが入れるぐらいの駅前広場があり、駅構内も往時のまま残されており、ホームにはD51が静態保存されています。ここに20系だいせんなどが乗り入れていたのかと思うとその時にタイムトリップしてみたくなりますね。ニュートリノの研究成果次第では・・・鉄道ファンとしては未来も気になりますが、過去にタイムトリップしたい人の方が多そうです。私はどっちでもいいのですが、過去の遺構などを見ると過去に行きたい気もします。叶わぬ夢を見ながら旧大社駅を見物し、出雲大社前駅へと戻りました。私が訪問した早朝の時間帯はホームに入れても駅舎の中には入れませんでしたが、駅舎の中も見学可能なようです。興味のある方は出雲大社観光のついでに寄られては如何でしょうか。私はどっちか言うと罰当たりながら出雲大社訪問がついでみたいになってしまいました・・・。
111001taisya 重厚なイメージを受ける旧大社駅…今にも人が降り立ってきそうな雰囲気がある駅舎です。


生まれて初めて夜行バスに乗る~出雲エクスプレス~

2011年10月03日 | 山陰

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 9月30日金曜日。10月1日から使用開始の鉄道の日記念乗り放題きっぷを利用して山陰方面へと出かけました。今回は現地での効率を高めるため、生まれて初めて夜行バスを利用しました。高校の時に修学旅行で観光バスでの夜行は体験していますが、チケットを買って定期便に乗るのは初めてです。インターネットで予約をしましたが、なにぶん初めてなので要領を得ないので、出発まで不安でした。京都発の出雲エクスプレス京都号で出雲市まで乗ります。23時30分発なので、家を22時過ぎに出ても十分に間に合います。阪急とJRを乗り継いで、23時前に京都駅に到着。発車まで時間がありますが、何もすることがないので、早速バス乗り場へと向かいます。烏丸口の高速バス乗り場は駅の目の前にあるのでわかりやすいです。東京方面へ向かうドリーム号が何台も停まっており、続行便が出ている模様です。初物ながらも次週には東京遠征でもチケットが取れたので、同じく京都からドリーム号に乗って東京へ向かいます。23時59分の便ですが、乗り場で見てみると季節便とのこと。どんなバスが来るかは見られませんでしたが、乗り場はわかったの、次週は京都駅でのんびりSRCでも撮ってから乗り場へ向かうことにします。

 ドリーム号が次から次へと出ていき、漸く23時20分頃に出雲エクスプレス京都号が入線?してきました。運転手がチケットをチェックして荷物をトランクに収めていきますが、私はWEB乗車票を携帯で提示…でいけると思っていたのですが、出来れば紙に出して下さいと運転手に注意されました。今回は乗せてもらいましたが、次回からは紙でお願いしますと言われました。チケットレスではないのでしょうか?もう少しインターネットで夜行バスのチケットの取り扱いを勉強しなければなりません。とりあえず車内に乗り込み指定された席につきます。週末とあってか車内は9割方席が埋まっていました。窓側の席を割り当てられ、席につきます。荷物は少し大きいですが、車内に持ち込みました。3列独立シートになっており、シートピッチも広いものの、通路はかなり狭いです。リクライニングを深くとると後ろの人が気になる感じがします。そのためか、他の人もあまり深く倒している人がいないので、私も遠慮気味に適度に倒して寝る体制を整えました。窓側ながらもカーテンは閉め切られており、運転手の案内放送では電灯などがまぶしいので閉めている旨が説明されました。外を見てみたいのですが、周りの目が気になるので、とりあえず閉め切ったままにして寝ることに集中しました。この辺りは気兼ねなく外が見られる列車とは勝手が違う感じがしました。程なくバスは出発し、外が見えないのでどこをどう走って行ったのかわかりませんが、おそらく京都南ICから名神に入って行ったのでしょう。途中名神大山崎、名神高槻に停まるということでしたが、走りだしてから外も見えないし、初めてなので、寝れるうちに寝てしまえということで目を閉じていると自然と眠りにつき、件の停留所に停まったのかどうかすらわからないぐらい熟睡しました。途中サービスエリアにも停車するということでしたが、てっきり客もトイレ休憩などがあると思っていたら運転手の仮眠と車両点検のみということでした。確かに途中のサービスエリアで客を降ろすと戻ってきただの戻ってこないだのと大騒ぎになって寝ている人も起こされることになるので、用を足す人は車内にてということになるようです。あんな狭い通路でうろうろ歩かれたらそれこそその度に起こされることになりますからね。

 バスは順調に走り、明朝定刻通りに松江に到着。ここで大半が降りて行きました。定員29名だそうで、ほぼ満席だったので、その過半数以上の20名近くが降りて行ったのではないでしょうか。松江から宍道などにも停まって客扱いしますが、残った人は全て出雲市まで乗ってました。週末で定員29名程度の乗車では夜行列車では成り立たない数字だと思いますが、夜行バスなら十分な数字なんでしょうね。平日はさすがにもっと利用が少ないと思いますが、利用者は観光と言うより、帰省などの用務客が多いようなので、時間と金を節約したい人に選ばれているように思います。夜行列車も安くてサービスが良ければまだまだ再興の余地はあるように思いますが、如何せん輸送にコストがかかります。車両面で廃止になっていく列車も多いですが、乗務員や夜間の駅員確保、保線時間の確保等々、夜行バスにはない経費がたくさんかかるデメリットがあり、再興するには高いハードルがたくさん存在します。夜行バスはそれはそれでいいもんだと今回乗って感じましたが、しかし、夜行列車に乗ってきた人間としては夜行列車の旅情みたいなもんはやっぱり捨て難いなと思います。鉄な人間なんで鉄贔屓になってしまうのは仕方ないところですが、夜行バスに乗って夜行の需要はまだまだ掘り起こせるのではないかとも思いました。まぁ夜行列車は求めてもほとんど走っていないので、同じ夜行なんで時間を有効に使いたい時は夜行バスも積極的に利用していこうと思います。もっとも新名神で起こったような事故は勘弁してもらいたいですけどね…。111001izumoexpress


~ちょっと前の山陰鉄旅行を振り返る~

2011年10月02日 | 山陰

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 週末は秋の18きっぷこと鉄道の日記念乗り放題きっぷなどを利用して山陰に行ってきました。一畑電車の乗り直しをメインとした鉄旅行ですが、今回は夜行バスを利用しました。恥ずかしながら夜行バス初体験です。かつては山陰方面へも夜行列車が走っており、04年夏の木次線遠征の時には急行だいせんを利用しました。安い高いは度返しで、夜行列車があれば優先的に乗るという夜行列車ファンだったので、今の今まで夜行バスは使ったことがありませんでした。鉄優先主義を貫いてきた結果と言えますが、夜移動のメリットは鉄道であれ、バスであれ変わらないなと思います。夜移動するのも鉄効率を高めるためだけなんですが…。急行だいせんは2~3回乗ったことがありますが、いずれもキハ65系エーデルタイプの気動車時代です。その昔は12系+14系の客車列車で、さらに昔は20系が使用されていました。その頃の写真はなく、客車列車はだいせん廃止時に運転されたリバイバル列車の印象が強いぐらいです。

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 04年夏の遠征時にはまだ出雲は健在だった。この頃はそれほど撮影中心の旅行ではなく、乗り潰しがあくまでもメインだったので、ブルトレ撮影などはあくまでもついでだった。この時も木次線に乗るために宍道にいて、たまたま出雲が通過する時間だったので、ついでに撮ったという感じです。この後、05年に餘部鉄橋で出雲を撮ったあたりから、そろそろ出雲の先行きが怪しいということで、出雲を撮りに、数回山陰に足を運んでいます。

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03年夏の山陰遠征時にはまだ存在したキハ58系とっとりライナー。この遠征時に一畑電車を乗り潰しています。ただ、初期の頃なのでいい加減な乗り潰しだったので、今回再遠征することにしました。ちょうど山陰ディスティネーションキャンペーンをしていた時で、一畑電車を含めて山陰地区の鉄道が乗り放題のお得なきっぷがあったので、それを利用しました。行きはキハ181系いなばに乗ったり、キハ58系快速とっとりライナーの走りを堪能したり、昔の山陰を感じられる旅でした。キハ58系とっとりライナーは何回か乗っていますが、比較的平坦で線形のいい鳥取~米子間をかっ飛ばしていた印象が強く残っています。古き良き急行の走りを堪能した感じがしました。今はキハ187系がそれ以上のスピードでぶっ飛ばし、快速はキハ126系が使用されています。重厚長大だった山陰の鉄道の旅も随分変わったものです…さらにそれ以前に遡るともっと変わった印象を受けるのでしょうね。